生き物と共に生きる喜びを学ぶ2日間
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで、生物多様性をテーマにした特別なイベントが2025年5月24日・25日に開催されます。「国際生物多様性の日」に合わせて行われるこのイベントでは、絵本作家の多屋光孫さんと絵本ソムリエのサンプルパパが登場し、親子で楽しめる内容が盛りだくさんです。
イベントのポイント
この2日間、午後2時から4時までアドベンチャーワールドのエントランスドーム内特設ブースで行われるイベントでは、以下の内容が用意されています。
絵本の読み聞かせとバルーンアート
イベントの目玉は、多屋光孫さん作の絵本「こうして、ともにいきている」の読み聞かせです。本作は様々な生き物のつながりを描いた作品で、サンプルパパがその物語を生き生きと語ってくれます。また、サンプルパパはバルーンアートのパフォーマンスも行い、参加者へのプレゼントも用意しています。
絵本販売とサイン会
イベントでは、絵本をその場で購入した方が対象に、光孫さんの直筆サインをプレゼント。さらにリクエストに応じて、その場で動物のイラストを描いてもらえるチャンスも。サイン会は各日先着30名限定なので、早めの参加がオススメです。
塗り絵ワークショップ
子どもたちはオリジナルの塗り絵ワークショップにも参加可能です。生き物たちの個性を自由に表現しながら、多様性について学ぶことができます。
トークセッションで深まる理解
多屋光孫さんとアドベンチャーワールドの飼育スタッフによるトークセッションでは、絵本制作の裏話や登場キャラクターの実際の生態について深いトークが繰り広げられます。生物との共存や生物多様性について考える貴重な機会です。
絵本「こうして、ともにいきている」の魅力
この絵本は、生物多様性の大切さを温かな視点と美しいイラストで描いています。地球上の生き物たちがどのように関わっていくべきか、子どもたちに考えさせる一冊です。
絵本作家・多屋光孫さんのプロフィール
多屋光孫さんは和歌山県田辺市生まれの絵本作家で、主に多様性をテーマに絵本制作を行っています。二科展では大賞を受賞するなど、評価も高く、著書には「こうして、ともにいきている」の他にもいくつかの受賞作品があります。
絵本ソムリエ・サンプルパパの活動
サンプルパパは東京都杉並区出身の絵本ソムリエで、地域での読み聞かせ活動が注目を浴びています。音楽とコラボした朗読イベントや親子向けのワークショップも手掛けるなど、絵本の楽しさを広めるために日々活動しています。
生物多様性の日について
「国際生物多様性の日」は、毎年5月22日に定められ、生物多様性の保全について世界的に考える日です。国連により制定され、各地でさまざまなイベントが行われています。
アドベンチャーワールドのSDGsへの取り組み
アドベンチャーワールドでは、「いのちを見つめ、問い続ける」という理念のもと、すべての生命が幸福に過ごせる未来を目指しています。イベントを通じて、生物と関わることの重要性を再認識できる貴重な機会です。
ぜひ、家族みんなでアドベンチャーワールドに足を運び、この特別なイベントを楽しみながら生物多様性について学んでみてはいかがでしょうか。