防災探究ワークショップ
2025-01-17 13:50:20

和歌山と兵庫が連携した防災探究ワークショップの魅力

防災を学ぶ新しい試み



和歌山と兵庫の地域がタッグを組み、防災をテーマにした探究ワークショップが開催されました。このイベントは阪神・淡路大震災から30年の節目にあたる神戸にて行われ、両地域の若者たちが集まり、互いに学び合う貴重な機会となりました。主催は地元メディアである紀伊民報と神戸新聞社が連携し、和歌山県情報化推進協議会(WIDA)や教育系スタートアップの(株)omochi、ベネッセコーポレーションらの協力も得ています。

イベントの概要



参加者は約40名と多人数にわたり、中高生や教員など防災に興味のある人々が集まりました。初日のプレイベントは12月21日にオンラインワークショップ形式で行われ、講師の土井仁吾氏が彼らを指導しました。このワークショップでは、日常生活と非常時の食の重要性を結びつけ、被災時の食事選びや心身のケアについて思考する機会が提供されました。

イベントの進行



続いて、12月26日には神戸新聞社神戸本社と串本古座高校をオンラインでつなぎ、講演とワークショップが実施されました。このセッションでは、阪神・淡路大震災の取材を経験した神戸新聞NIE・NIB推進部の三好さんが参加し、震災を知らない世代の重要性を強調。「震災の記憶を語り継ぐことが大切だ」とのメッセージが伝えられました。

知識と経験を共有



ワークショップでは、他にも金沢市の前田健二氏が、問いを通じたコミュニケーションや思考方法について教えました。参加者たちはワークを通じて異なる視点から物事を考え、災害時の避難生活における心配事を共有しました。

高校生たちの反応も興味深いもので、「阪神・淡路大震災の写真を初めて見て、当時の実情をより具体的に感じた。」といった意見や、グループワークの難しさを通じて「避難生活でも同じような経験をする」との気付きがありました。参加者の声には「他校の生徒と交流できたのが新鮮だった」との感想が寄せられ、今後もこうした活動が進むことを願う意見も見受けられました。

イベントを通じた想い



この探究ワークショップは、地元の教育シーンや防災に対する意識を育むための重要なステップであり、高校生にとっての「問う力」は将来に向けての好奇心を刺激する力ともなり得ます。この取り組みは、地域の資源を活かしつつ、次世代へ向けた「防災」についての意識を高める良い機会であると考えています。

このプログラムは、和歌山と兵庫の地元企業の支援を受けて実施されており、今後も継続的な取り組みが期待されています。イベントの様子や参加企業の思いは、特設サイトでも確認できますのでぜひチェックしてみてください。未来に備えるための知恵をみんなで共有していきましょう。


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