地域農業を支える「わかやまスマート農業実践塾」の基礎講座ご紹介

「わかやまスマート農業実践塾」の基礎講座について



和歌山県では、持続可能な農業の推進を目的とした「わかやまスマート農業実践塾」を開講しています。この講座は、具体的に施設園芸に特化した内容で、参加者には最新の技術を学ぶ機会が与えられます。ここでは、農業における効率的な環境管理を目指す方に向けてオススメの講座内容を詳しくお届けします。

講座の概要



この講座は、令和4年度に行われ、受講生を募集中です。スマート農業とは、最新の技術を駆使して農業の生産性や収益性を向上させる取り組みのこと。特に、施設環境制御装置やモニタリング装置の導入が鍵です。この基礎講座では、そうした技術的な基礎をしっかり学ぶことができます。

受講対象者



受講対象者は、和歌山県内で農業を営む方で、以下の要件を満たすことが求められます:
1. 既に施設環境制御装置やモニタリング装置を導入している、もしくはその導入を検討している方。
2. 全ての講義に参加できる方。

受講料は無料で、定員は40名程度です。定員に達し次第募集を締め切りますのでご確認ください。

講義内容



講座は全3回にわたり、以下の日程で行われます。

第1回:8月3日(水曜日)


  • - 講義:光合成や湿度管理に関する基本的な知識を学び、それらが施設栽培にどのように影響するかを理解します。特に、低湿度や高温の対策についても講義が行われます。
  • - 見学:農業試験場を訪れ、実際の施設を観察します。
  • - 再度の講義:CO2管理について学ぶ機会も設けられています。

第2回:10月14日(金曜日)


  • - 講義:ハウス内環境測定方法や、実践的なデータの活用方法を学びます。
  • - 見学:暖地園芸センターの施設見学があります。
  • - 講義:温度管理についても重要なトピックになります。

第3回:11月24日(木曜日)


  • - 現地研修が行われ、植物の給水と根、及びかん水量の決定方法について詳しく学びます。

講師の紹介



講師は株式会社デルフィージャパンの加納賢三氏で、果菜類の栽培技術に精通しており、特にイチゴ栽培においては世界的な指導経験を有しています。オランダでの研修を経て、実践的な指導を行うことで農業の発展に寄与しています。

申込方法



参加希望者は、所定の参加申込書を持参またはFAXで評判の良い振興局農業水産振興課に提出する必要があります。詳細な申し込み方法は、各振興局の電話番号を通じて確認が可能です。

和歌山の農業を支えるこの講座は、今後の農業経営に役立つこと間違いありません。技術を学び、生産性を向上させたい方はこの機会をお見逃しなく!

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