和歌山市に新たにオープンする複合施設「Key Site」は、スタートアップを支援するための拠点として注目を集めています。この施設は、紀陽銀行、ATOMica、HIRAC FUNDの三社が共同で運営し、地域経済の活性化に寄与することを目的としています。開設日は2025年3月27日。施設は和歌山市黒田に位置し、JR和歌山駅から徒歩8分のアクセスに恵まれています。
施設の特徴
「Key Site」は、スタートアップ企業やフリーランスの方々が集まり、交流や協働が生まれる場所です。この複合施設には、スタートアップ向けの相談窓口やイベントスペース、コワーキングスペースが設置されています。また、企業や個人事業主向けのレンタルオフィス、カフェもあり、ビジネス以外でも地域住民が利用できるよう計画されています。
施設のテーマは“Region Bridge”。スタートアップと地域を繋ぐ架け橋となることを目指し、起業家や学生、地元企業の相互連携を促進します。これにより、和歌山地域経済の発展を図ることが期待されています。
コワーキングスペースの詳細
コワーキングスペースはドロップイン利用が可能で、会員以外の方でも気軽に利用できます。利用者には、カフェで割引特典も用意されています。設備にはWi-Fiや複合機、会議室が完備されており、ビジネス利用にも適しています。
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ドロップイン(非会員) 1,100円/日(一般)、550円/日(学生)
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個人会員:受験生応援プラン5,500円/月、ALL DAYSプラン11,000円/月
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法人・グループ会員:STANDARDプラン8,800円/月、PROプラン16,500円/月、ENTERPRISEプラン22,000円/月、EARLY START UPプランは3年間無料。
イベントスペースの魅力
吹き抜け構造の開放的なイベントスペースでは、各種セミナーや講演会、ゲームイベントなど多様な用途で利用可能です。最大50名程度の定員で、プロジェクターや音響機器も完備されています。
カフェと地域貢献
施設内には「knotCAFE」があり、コミュニティマネージャーが常駐。利用者同士の交流を促進する役割も担います。カフェでは、体調や予定に応じてカフェイン量を選べるコーヒーが提供され、県内のこだわり商品も揃っています。
地域活性化に向けた支援
ATOMicaは常駐するコミュニティマネージャーを通じて、利用者の交流を促進し、地域活性化へと繋げるイベントも計画しています。また、和歌山大学などの学生との連携したイベントも行い、地域とのつながりを深めます。
まとめ
和歌山市で新たにオープンする「Key Site」は、スタートアップ企業の支援に特化した複合施設です。地域経済の成長を促し、新しいビジネスの芽が生まれる場となることが期待されています。詳細な情報は公式ホームページで確認できます。ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。