和歌山の地域課題解決を目指す越境学習プログラム
和歌山県の地域活性化に向けた新しい試みとして、JRきのくに線を活用した越境学習プログラム「ことこらぼ×きのくに線」の第3期参加者が募集中です。このプログラムの背景には、企業と地域社会の共生を図り、地域の課題を解決することを目的とした取組みがあります。
異業種交流による学びの場
本プログラムは、JR西日本和歌山支社、和歌山大学、南紀白浜エアポート、JMAMが協力して実施します。参加者は、JR西日本の社員や地域の自治体職員、大学生たちと共に活動しながら、地域課題の解決に向けてさまざまな視点を取り入れた解決策を模索します。
具体的な内容は?
第3期は、8月26日から12月20日までの約四ヶ月間にわたるプログラムで、全6回のセッションが予定されています。内容はフィールドワークや地域関係者へのヒアリング、ディスカッションを通じて、市役所や地域住民の意見を反映させた提案作成に取り組みます。
プログラム開始にあたって、全参加者が集まり、目的や内容の説明を行います。特に、各自の役割や期待される成果についてのオリエンテーションも行われます。
- - フィールドワーク(9月下旬及び11月中旬・和歌山県内)
各チームが設けるミッションに基づき、実際に地域を巡り、様々な課題を体験・実感することで、地域のニーズを的確に把握していきます。
参加者は、この期間の活動を通じて得た知見をまとめ、地域に提案する形で最終報告を行います。提案内容は地域の施策として実際に実装される可能性もあり、実践的な学びを体感できるチャンスです。
何を学べるのか?
この越境学習プログラムでは、次のポイントを学ぶことができます:
- - 社会課題への理解:地域特有の課題を身をもって学ぶことで、問題解決能力を養います。
- - 多様な人とのネットワーク構築:異なる業種や立場の人たちとの交流を通じて、新たなビジネスセンスを磨きます。
- - 主体的な行動力の養成:社会の変化に対応できる力を育むため、実際に行動を起こす経験を重視します。
参加対象者
地域社会に関心のある企業や自治体、学生を対象に参加者を募集中です。特に、自らの組織や業界の枠を超えて新しい経験を積みたいと考えている方に最適です。定員は14名程度、期間は2025年4月から7月まで受け付けますので、興味のある方は早めに応募してください。
このプログラムは、「ことこらぼ」と呼ばれる県内外の企業や団体のパートナーシップを通じて、地域課題の解決に取り組むものです。参加を通じて、これからの地域社会を担う次世代リーダーの育成を目指しています。
お問い合わせ・申し込み
詳細な応募方法や参加費などは、
こちらの専用フォームから確認できます。
まとめ
和歌山の地域課題解決を目指す越境学習プログラムは、新たな価値を生み出す貴重な機会です。異なる業種・職種の仲間とともに、地域の未来を考えてみませんか?参加を心よりお待ちしています。