フタユビナマケモノのこども、新たな生活が始まる!
和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドでは、2024年8月28日に誕生したフタユビナマケモノのこどもが、2025年7月19日(土)からふれあいの里にあるハロールームで新たな暮らしを始めます。この日は、彼の成長を見守る特別な機会として注目されています。
誕生から1日で母親を失い、スタッフの手により人工保育が始まりました。スタッフの愛情深いサポートのもと、1年を迎えるその日まで順調に成長を続け、体重も4000gを超えています。このフタユビナマケモノのこどもは、すでに新しい環境に向けて準備を進めており、大人のナマケモノとの同居練習も始まりました。彼らはお互いに好奇心を持ちながらも、攻撃的な態度は見られず、7月4日からの半日同居もスムーズに進んでいます。
さらに、ハロールームでの暮らしをより多くの方に見ていただくため、2025年7月19日には公式SNSでライブ配信が予定されています。ぜひこの「いのちを見つめる機会」をお見逃しなく!
フタユビナマケモノのこどもについて
フタユビナマケモノは、南アメリカ北部の熱帯雨林に生息している有毛目の動物で、普段は静かに木にぶら下がって生活しています。元気に成長しているこのこどもは、体長60〜70cm、体重は母親の影響を受けており、飼育下では20〜30年生きることもあると言われています。この子はおそらく、体現している「イノチの美しさ」に大きな影響を与える存在となるでしょう。
2025年の特別な公開について
2025年7月19日(土)から、ふれあいの里ハロールームにてこどもを観覧することが可能です。開園から午後5時まで、誰でもご覧いただけます。ただし、動物の健康管理のため、公開が休止されることもあるため予めご了承ください。
また、ライブ配信は公式Instagramで、午前9時から10分間行われます。新しい環境でのこどもの様子をご覧いただける貴重な時間です。この瞬間をお見逃しなく、ぜひこの機会にいのちの成長を感じてみてください!
フタユビナマケモノのお世話
現在の飼育環境では、スタッフの献身的なサポートを受けながら、食事や体調管理が行われています。リンゴやふやかしたペレット、白菜、小松菜などを食べており、その量や回数は日々の体調に合わせて調整されています。自力での排泄もできるようになり、成長を実感させてくれる瞬間となっています。
アドベンチャーワールドでは、いのちを大切に思い、すべての生命が豊かな未来を築いていくことを目指して行動しています。フタユビナマケモノの成長を通じて、観客の皆様にもその思いが届くことを願っています。
この特別な機会を利用して、フタユビナマケモノの小さな命の成長を見守りに来てください。未来の笑顔があふれる場所で、あなたの目でその瞬間を体験しましょう!