和歌山で開催！技能競技大会の魅力と参加者の挑戦

和歌山県では、技能向上を目的とした競技大会が毎年開催されています。特に注目されるのは、障害者の方々が技能を競い合う「アビリンピック」です。この大会は、障害者の能力向上を図り、社会における雇用の理解を深めることを目的としています。競技会は和歌山県と独立行政法人の支援機関が共同で主催しており、2025年には第23回大会が開催予定です。

アビリンピック和歌山2025の概要

第23回和歌山県障害者技能競技大会は、令和7年7月5日の土曜日、和歌山職業能力開発促進センターにて催されます。この大会では、参加者が日ごろの技術を披露し、その成果を競い合います。発表されている7種目には、ワード・プロセッサやパソコンデータ入力、製品パッキング、ビルクリーニングなど多岐にわたります。

参加を希望する方は、令和7年4月1日から30日までの期間中に申込書をFAXまたは郵送で提出する必要があります。問い合わせ先は、和歌山県障害者技能競技大会事務局です。大会の詳細情報は公式サイトでも確認できます。

大会に向けて選手たちの挑戦

アビリンピックでは、参加選手たちが自己の技をご披露する場となります。令和6年11月には、技能五輪全国大会およびアビリンピックに出場する選手たちが和歌山県知事を訪問しました。彼らは大会への出場報告をし、日々の活動や競技について歓談しながら、互いに健闘を誓いました。

出場するのは、電工部門や家具部門、オフィスアシスタント部門など、多様な職種の選手たちです。彼らの日ごろの努力とスキルが試されるこの大会は、参加選手にとって特別な意味を持つことがわかります。

第32回技能グランプリに見る意欲

さらに、令和6年2月には福岡県で開催される第32回技能グランプリにも注目が集まります。この大会には全国から379名の選手が集まり、和歌山県からも3名が出場しました。競技内容はフライス盤や機械組立、日本料理など多様で、選手たちの情熱と技術の高さが求められます。

出場選手たちは、大会前に和歌山県知事を訪れ、自らの技術について語り合う機会を得ました。知事からは「日々の成果を存分に発揮してください」という激励の言葉が送られ、選手たちの意気込みが一層高まりました。