和歌山市のSNS活用講座の取り組み
和歌山市がインバウンド観光の促進に向けて、Instagramを活用した全6回の講座を開催しました。この勉強会は、テテマーチ株式会社が主催し、参加者のSNSスキル向上を目指す貴重な機会として、多くの職員が集まりました。
勉強会の詳細
2025年3月21日から4月18日まで、和歌山市役所で実施されたこの講座は、各回約10名の市職員が参加。講師を務めたのはテテマーチのGMである山田徹哉氏。座学とワークショップの形式で、Instagramの基礎知識から実際の活用法、最新トレンドまでを網羅しました。
講座の内容
Instagramの市場背景や変遷を振り返り、企業やユーザーの変化、アルゴリズムについて学びました。
Instagramの主要な機能や、その使い分けについて、具体的なアルゴリズムに基づいて説明が行われました。
Instagram上で評価されるコンテンツの特性や、アカウントのコンセプトを決定するポイントを解説。ユーザーニーズを理解するための3C分析についても触れました。
実際のテーマを基にしたコンテンツ企画の実践を通して、分析と改善の手法を学びました。
撮影や画像加工、キャプション作成のポイントを学び、実際に投稿設定を行いました。
Instagram、X、TikTokの特性と今後の展望について考え、パートナー会社の選定の重要性を再確認しました。
参加者の声
和歌山市役所の松林出氏は、講座を受けて「SNSの活用方法が具体化し、市民生活や観光振興に役立つスキルを習得できた」と感想を述べました。関空に近い立地を活かし、インバウンド観光客の誘致にこちらのノウハウは大きな助けになると期待されています。
講師の感想
テテマーチの山田GMも、地方自治体との関わりは初めてであり、非常に有意義な時間だったと語りました。参加者の熱心な姿勢に刺激を受け、今後もSNSを通じて地域創生に貢献したいと感じたようです。
地元の未来を見据えて
和歌山市では、この講座を通じてInstagramを用いて観光地の多様な魅力を発信し、観光客の増加を図る考えです。市役所のSNSが市民や観光客のニーズに応えられるよう、積極的に取り組んでいくことが求められています。この試みが地域経済にも良い影響を与えることが期待されています。
テテマーチ株式会社は、今後も地方自治体との連携を深め、SNSマーケティングを通じて地域問題を解決していくことを目指しています。これからもさまざまな施策を通じて、それぞれの地域の魅力を最大限に引き出す取り組みが行われることが期待されます。