熊野古道の未来
2025-01-15 12:26:19

熊野古道の魅力を再発見!日高地域との連携協定で未来へ

熊野古道の魅力を再発見!日高地域との連携協定で未来へ



和歌山県の日高管内に位置する全市町(御坊市、美浜町、日高町、由良町、印南町、みなべ町、日高川町)と不動産開発・ホテル運営を行う株式会社ユニスト・ホールディングスが、熊野古道「紀伊路」の価値を引き出すための連携協定を結びました。この協力により、地域振興に向けた大規模なプロジェクトがスタートします。

連携協定の背景



ユニスト・ホールディングスは2024年から、平安時代に市民が熊野三山を目指して歩いた「紀伊路」を現代に復活させる「紀伊路SCAPE」という新たなプロジェクトを始動します。これは約250kmにわたる道沿いに宿泊施設を整備し、地元の食材を活かしたメニューや様々なサービスを提供することで、地域活性化を図るものです。

プロジェクト期間中は、ただ道を通過するだけではなく、地域の魅力を深く理解し、滞在型の観光を促進することが重要です。地元住民との連携がカギとなるため、これまで以上に自治体との協力を強化していく方針です。特に、田辺市で運営されている「SEN.RETREAT」との相乗効果を狙います。空き家の利活用や地域イベントの開催を通じて、観光客がより興味を持って訪れる環境づくりも進める計画です。

未来への期待



連携協定書の調印式では、日高管内の7市町の市長や町長が集まっており、未来への期待を語りました。「地域の持つ豊かさを全国に伝えることが日本全体の活力や経済につながる」や「紀中に人を呼び込む機会になる」といった意見が出され、今後の協力が一層求められています。

この取り組みに対するユニスト・ホールディングスの今村代表取締役は、「コロナ禍の中でスタートしたプロジェクトが実を結んできました。これからが本番です。地方の経済が活性化するきっかけを作るために、各方面と肩を組んで進んでいきたい」と意気込みを述べました。

地域とともに走り続ける



この連携協定は、地域の魅力を再発見し、観光や地域活性化が進む重要な一歩となるでしょう。地元の特産品を使用した食事メニュー開発や、宿泊施設での滞在体験サービスも充実させ、訪れる観光客にとって魅力的なプロジェクトを創出することが期待されています。

また、地域イベントのプロモーションで熊野古道の魅力を発信することにより、観光客の増加を目指しています。これにより、紀伊路を訪れる人々が地域の文化や自然を体験し、地域の活力へとつながることが望まれています。

今後、官民一体となって熊野古道「紀伊路」を支え、活気に満ちた地域社会へと成長させ、今村社長の言葉どおり、「期待を超えるものを提供していきたい」という思いが実現されることを願うばかりです。


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