和歌山県で始まる新たな挑戦の幕開け
一般社団法人Work Design Lab(以下Work Design Lab)は、このたび和歌山県から「令和7年度空き家を活用した複業・起業による関係人口創出事業」として採択され、新たなプロジェクトをスタートさせることとなりました。これにより、和歌山県の田辺市と古座川町をフィールドに、都市部からの関係人口を増加させる取り組みが始まります。
プロジェクトの目的
本プロジェクトの主な目的は、空き家を利用した新たな働き方を促進し、持続可能な地域づくりを支援することです。具体的には、都市部の人材と地域の事業者とのマッチングを通じて、地域づくりに寄与する新しいビジネスモデルを創出することを目指しています。
プロジェクトの実施にあたって、Work Design Labは、これまでの全国での経験を活かし、地域づくり事業者や市町村と連携しながら進めていきます。
事業の進行内容
令和7年度には以下の活動が予定されています:
1. 和歌山県エリアでの都市部人材の発掘と選定
2. 現地視察および地域事業者との意見交換プログラムのコーディネート
3. 田辺市と古座川町における都市圏の複業人材との事業創出
4. プロジェクトの成果報告および地域・関係人口交流イベントの開催
これらの活動は、和歌山の自然と文化に根ざしつつ、新たな働き方による地域の活性化を図るものとなります。
今後の展望
プロジェクトは2023年10月から始まり、最初のステップとしてモデルエリアの現地訪問を行います。これに続き、地域事業者との意見交換や事業創出プログラムを実施し、最終的には成果報告会を予定しています。この報告会は東京都内で行い、オンラインでも参加可能なハイブリッド形式です。
Work Design Labの思い
代表理事の石川貴志氏は、和歌山県との連携が続く中で、田辺市や古座川町の魅力を最大限に引き出し、地域の未来を見据えた取り組みを進めていくことに強い意欲を示しています。氏は、「全国的な課題である空き家の活用と新しい働き方を結びつけることで、持続可能な地域づくりのモデルを創出したい」と語っています。
最後に
このプロジェクトは、和歌山の地域が抱える課題を解決しながら、新たな挑戦の機会を提供するものです。Work Design Labと地域の皆さんが連携し、創出されるモデル事業が全国の地方創生の希望となることを期待しています。これからの進展にご注目ください。