第49回全国育樹祭に向けた「MODRINAE」の新たな取り組み
2026年11月、和歌山県で開催を予定している第49回全国育樹祭に向けて、株式会社ソマノベースが展開する「MODRINAE(戻り苗)」に大きな期待が寄せられています。このプロジェクトは、森の保全活動と森林づくりの重要性を広めることを目的とし、全国育樹祭の広報にも活用されます。
全国育樹祭とは?
全国育樹祭は、森を守り育てる意義を全国民に周知するために、1977年に始まった行事です。各都道府県で開催され、公益社団法人国土緑化推進機構との共催で毎秋行われています。この祭りでは、天皇皇后両陛下による樹木のお手入れや様々な表彰式、そして「全国みどりの少年団」の活動発表など、盛りだくさんのイベントが行われます。
第49回全国育樹祭開催概要
- 日時:令和8年11月7日(土)
- 会場:新庄総合公園(田辺市)
- 日時:令和8年11月8日(日)
- 会場:白浜会館(白浜町)
MODRINAE(戻り苗)とは
「MODRINAE」とは、観葉植物の形で森林保全に貢献できる取り組みです。和歌山県で採れたどんぐりを原材料として育てられた苗木を、国内外の顧客に提供し、それを育ててもらうことで再び和歌山の山林に植樹します。これにより、地域の緑化を促進し、健康な森を作り出す手助けとなります。
今回、ソマノベースは和歌山県庁にラダーシェルフと木鉢を寄贈しました。ラダーシェルフは県庁の入口に設置され、木鉢も施設内で使われます。これにより県庁の職員が直接苗木を育成する機会が生まれ、身近で森づくりに関わる環境が整います。
ソマノベースの理念
株式会社ソマノベースは「人と人」「人と自然」「事業と自然」の関係を、森づくりで模索する企業です。主に土砂災害の人的被害をなくすために、山づくりや森林産業の復興に努めています。今後もさまざまな企業や地域と協力し、持続可能な森林管理や環境保護活動を進めていく方針です。
会社概要
このように、「MODRINAE」によって新たな形の環境保護活動が広がり、全国育樹祭を通じて多くの人々に森の重要性が伝わることが期待されます。和歌山県の美しい自然を次の世代へと繋げるために、ぜひこの取り組みにもご注目ください。