和歌山大学と連携
2025-10-06 09:58:27

和歌山大学とアドベンチャーワールドが協力する新たなインターンシッププログラムの実施

和歌山大学とアドベンチャーワールドが実施する新しいインターンシッププログラム



国立大学法人和歌山大学とアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町、株式会社アワーズ運営)は、実践的な学びを支援するためのインターンシッププログラムを開始します。この取り組みは、和歌山大学とアドベンチャーワールドが結んだ包括連携協定の一環であり、学生が新しいことに挑戦し続ける力を育むことを目的としています。

アントレプレナーシップ教育実践演習とは



この教育プログラムは「アントレプレナーシップ教育実践演習(インターンシップ)」という名称で実施され、和歌山大学の3年生から4年生の学生8名が対象です。参加者は、株式会社紀陽銀行から4名、株式会社松源から2名、アドベンチャーワールドから2名が選ばれています。このインターンシップは2025年10月6日から13日までの8日間にわたって行われます。

プログラムの流れ



インターンシップでは、初日に学生たちが自身の「個人理念」を考えるワークショップを行い、自分の価値観や働く目的を言葉にする機会が与えられます。次の数日は、アドベンチャーワールド内の現場での実習が行われ、動物の飼育を担当するサファリ課やマリン課、飲食や物販を管理するフード課とギフト課、さらには広報課での実習を通じて多様な業務を体験します。

また、各日終了後には社員との座談会やカウンセリングセッションが設けられるため、学生たちは現場での経験を振り返り、自己理解を深める機会を持てます。最終日には、自分の個人理念と働く目的についてのプレゼンテーションを行い、インターンシップを通じて得た学びを整理し共有します。

アントレプレナーシップデザインセンターの役割



和歌山大学は、2023年4月から「アントレプレナーシップデザインセンター」を設立し、起業家精神を育てる拠点としての役割を担っています。このセンターは、地域社会と連携し、新しい産業や文化を創造できる人材を育成することを目指しています。学生たちには地域企業とのコラボレーションが促進され、自己満足にとどまらない具体的な成果を追求することが期待されています。

包括連携協定の意義



この取り組みは、2023年6月に和歌山大学と株式会社アワーズが結んだ包括連携協定にもとづいています。この協定は、地域交流の活性化、経済や産業の振興、人材育成を促進することを狙いとしたもので、またVR技術を使った新しい観光体験の開発にも取り組んでいます。その結果、地域経済の活性化に寄与し、新たなフィールドでの挑戦を促進するものとなるでしょう。

アドベンチャーワールドのSDGsへの取り組み



アドベンチャーワールドは、全ての生命に微笑みがあふれる豊かな未来の地球の実現を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)に基づく活動を展開しています。これにより、すべての利用者や動物たちが幸福になる環境を提供し、自然や資源の循环を大切にしています。これらの取り組みを通じて、学生たちが新しい視点を持ち、未来を切り拓く人材として成長することが期待されています。

このような教育プログラムを通じて、和歌山の学生たちは地域に根ざした価値創造に貢献し、自らの人生やキャリアを担う力を身に付けていくことでしょう。


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