和歌山で初の生成AIワークショップ開催
2026年8月26日、和歌山県のJAビルで「経営者のための生成AIワークショップ」が開催されました。このイベントは、株式会社Doooxと大阪中小企業投資育成株式会社の共同企画で、西日本8都市目となる和歌山で実施されたものです。参加者は10社の経営者・経営幹部で、約3時間にわたって最新の生成AIツールを使いながら、経営課題の解決に取り組みました。
生成AIの進化とその背景
現在、生成AIの技術は急速に進化しており、企業の競争力を左右する重要な要素とされています。しかし、実際にAIを導入したいと思っている中小企業の経営者の中には、「何から始めればいいのか分からない」といった声や、セキュリティ面への不安を抱く方々が多い現状です。これに応える形で、Doooxは顧客のニーズを反映し、ハンズオンで学べるワークショップを設けました。
ワークショップの内容と体験
講師の永瀬陸氏が実施したワークショップは、ただ「聞く」のではなく、実際に「触り」「つくる」をテーマにしています。冒頭では、生成AIの最新トレンドや企業経営に与える影響について解説した後、ChatGPTやClaude、Geminiといった主要な生成AIツールを使ったデモが行われました。参加者は自分のPCを操作し、文章生成、画像生成、音声生成、動画生成と、多岐にわたる生成AIの機能を実際に体感することができました。
新プログラムの紹介
今回のワークショップでは、新たに参加者自身が簡易的なWebアプリを構築するプログラムも導入されました。このプログラムの目的は、経営者が実際にAIを用いて自社に役立つツールを製作することであり、プログラミングの知識がない参加者でも容易に実施できるように工夫されています。参加者は対話を通じて自社の業務に役立つツールの設計ができることを体験し、それによりAIを「道具」として有効活用することが実感できます。
経営課題の深掘り
ワークショップの後半では、参加者がそれぞれの経営課題を生成AIとの対話を通じて深める活動が展開されました。漠然とした課題を具体的に言語化し、その内容を基に施策アイデアを出し、最終的に画像としてアウトプットするという流れで進みました。この形式は、参加者にとって非常に新鮮で、実践的な学びを促すものとなりました。参加者は実際に自ら手を動かして成果を得る喜びを感じ、ただの知識習得ではなく実用的なスキルを身につけることができたのです。
参加者の感想
参加者からは「AI活用を製造現場に取り入れたい」「顧客情報を営業支援に活かしたい」といった具体的な意見が寄せられ、中には「専門知識がなくてもできる」と実感した方も多くいます。このような声は、単なる知識を超え、実際のビジネスシーンでの利用を見据えたものであり、ワークショップの成果を如実に物語っています。
今後の展望
Doooxは、今後も地域の企業経営者向けに「生成AIを体験する場」を各地で提供していく考えです。全国各地の商工会議所や地方自治体と提携し、地域の中小企業が生成AIに最初に触れる場を作り出すことが目標です。和歌山でのワークショップは、その第一歩として非常に意義深いものとなりました。これからの取り組みを通じて、地域の経営者たちが新たな挑戦を続けることを期待しています。