トルコ南部地震に寄せられた和歌山の温かい支援の心
トルコ共和国南東部地震への支援活動
2023年2月6日、トルコ共和国南部のカフラマンマラシュ県で大規模な地震が発生しました。震中心はパザルジュク市で、多くの人々が被災しました。それに対し、和歌山県は「トルコ共和国南東部における地震被害に対する災害義援金」を募集し、県内外からの支援が寄せられました。
義援金の募集状況
和歌山県では、2023年2月7日から5月31日まで義援金を募り、合計で約1,800件、58,951,004円もの金額が集まりました。この義援金は、駐日トルコ共和国大使館を通じてトルコに送られ、被災地の救援活動や復興に役立てられます。
支援の意義
今回の義援金は、ただの金銭的な支援だけでなく、多くの人々がトルコの人々を思いやる心から生まれたものであり、温かい協力を示すものです。「一人の力は小さいが、みんなの力を合わせれば大きな支援に繋がる」という思いが、多くの県民から感じられました。
義援金の取扱いと受領書
寄せられた義援金は、所得税法や地方税法に基づく寄附金控除の対象にはなりませんが、寄付者には和歌山県知事名義の受領書が発行されます。受領書が必要な方は、所定の証明書発行依頼書を提出することで受け取ることができます。
県民の声
寄付を行った和歌山の県民は、「少しでも役立ててほしい」との思いで支援を決断したと語ります。災害が発生した時に、自分たちの力で何かできることはないかと考え、多くの方が一緒に支援に立ち上がりました。
支援を受けるトルコの人々からは、感謝の言葉が数多く寄せられています。
継続する支援の必要性
トルコ共和国では、地震による影響は長期にわたるものが予想されています。そのため、一過性の支援ではなく、今後も持続的な支援が求められています。和歌山県は引き続き義援金を集め、被災地が一日でも早く平穏を取り戻すことを願っています。
最後に
温かいお気持ちを寄せていただいた皆さまに深く感謝申し上げます。今後もトルコを支えるための活動を続けていく所存です。これからも地域ぐるみで協力し合い、困難を乗り越えていければと願っています。