和歌山県知事の16年間を振り返る特別メッセージ
和歌山県知事の16年間を振り返る特別メッセージ
和歌山県知事としての16年間の在任を締めくくるにあたり、知事は県政の進展とこれからの未来に向けてメッセージを発信しました。2022年12月12日に行われた最後の議会において、様々な議員からの質問に答える形で、これまでの県政の課題や達成、そして新知事への期待を語りました。
知事は、兵庫県知事に就任したのは平成18年12月であり、以来16年間、県政のために全力を尽くして来られたことを強調しています。この間、数多くの政策に取り組み、和歌山県の発展を促進するための努力を続けてきました。困難な状況にもかかわらず、課題克服に向けた多くの方々の協力を得て、着実に成長してきたとのことです。
特に、県議会や職員、そして県民の支えによって成し遂げた数多くの成果についても語りました。議会から寄せられた質問に対しては、具体的な課題とその解決策について考えを述べ、新知事には引き続き県政を進めるための努力をお願いしています。
具体的な課題と目指す未来
知事からのメッセージには、いくつかの重要な課題が挙げられました。その中で、県政の多くの施策は「全力で取り組むことで初めて維持される」という意識を持って欲しいと訴えています。これからも高い目標を持ち続け、県政をさらに前進させるための努力が必要だと強調しました。
また、いくつかの「仕掛品」、すなわち完成には至っていないプロジェクトもいくつかあると述べ、これらを新知事とともに仕上げていく重要性を訴えました。世界ジオパークや農産品の輸出など、未来の和歌山県を支えるプロジェクトは多く、これを実現するためには強い意志が必要であるとしています。
そして、和歌山県はこれから明るい未来に向かって突き進むことができるとの考えを示し、県民一人一人がその発展を支えていくことを期待しています。「仁坂知事の時代が終わるとともに、和歌山県の新たな時代が始まる」と信じているとの想いが込められました。
県民への感謝
知事は、最後に県民への感謝の気持ちを伝えています。「この16年間、私を知事として支えてくださった全ての県民の方々に、心から感謝申し上げます」と締めくくりました。「今後も和歌山県がより良い方向へ進んで行けるよう、一緒に歩んでいきましょう」という力強いメッセージが、多くの県民の心に響くことでしょう。
この特別メッセージは、紀の川、和歌山の美しい自然や伝統に誇りを持ち、次世代へとつなげていくための大切なメッセージでもあります。この時期、和歌山県と県民の未来に向けて、多くの方々が共に手を携えて進んでいくことが期待されています。