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和歌山市が合併処理浄化槽設置を支援する補助事業を開始

和歌山市では、住環境の向上と環境保護を目的として、新たに合併処理浄化槽の設置に対する補助制度をスタートさせました。この事業は、令和7年4月1日以降に着工し、令和8年3月31日までに完了する個人住宅の設置工事に対するものです。

補助対象となる範囲

補助の対象となるのは、公共下水道事業計画区域と集落排水整備区域の一部を除いたエリアです。補助を受けるには、居住目的の住宅であることが条件であり、販売や賃貸を目的とした住宅や、汚水処理未普及の解消につながらない場合は補助の対象外となります。

具体的な補助対象の例

- 新しく住宅を建てる際に合併処理浄化槽を設置するケース
- 単独処理浄化槽やくみ取り便槽を持つ住宅からの切り替え
- 集合住宅から転居して新たに合併処理浄化槽を設置するケース

逆に、補助対象外となる典型的な例は、すでに合併処理浄化槽が設置されている住宅の居住者が転居する場合や建て替え時です。

補助金額について

補助金額は設置する浄化槽の人槽区分によって異なります。以下は新築時の補助限度額の一部です。

- 5人槽：180,000円
- 6～7人槽：210,000円
- 8～10人槽：273,000円

改造工事に関しても、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換や配管工事に対して、それぞれ上限額の補助が用意されています。特に、撤去作業に対しても支援があるため、負担軽減につながります。

申請手続き

令和7年度以降、補助金の申請には事前予約が必要です。予約受付は、令和7年5月1日から始まり、令和8年1月26日まで行われます。予約はインターネットまたは電話を通じて可能です。
申請方法や持参物についての詳細は、和歌山市の公式サイトや浄化衛生課に問い合わせることで確認できるため、事前にしっかりと情報を集めておきましょう。

また、窓口には申請者本人が足を運ぶ必要がありますので、代わりに家族が出向く場合は、所定の書類を持参することを忘れずに。必要書類の例としては、印鑑や本人確認書類、浄化槽工事見積書などがあります。