和歌山・アドベンチャーワールドに新しい仲間、レッサーパンダ誕生!
和歌山県の白浜町にあるアドベンチャーワールドが、2025年3月より新たにレッサーパンダのオスを迎えることが決まりました。このレッサーパンダは、ひらかたパーク(大阪府枚方市)からやって来ます。愛称は「与作(ヨサク)」で、誕生日は2018年7月15日。現在6歳の彼が、どんな新たな仲間との交流をもたらしてくれるのでしょうか。
繁殖に期待!
新しい仲間は、アドベンチャーワールドで暮らす他のレッサーパンダたちとの顔合わせを行い、繁殖を目指す予定です。種の保存や遺伝的多様性を維持するための重要な一歩として、パーク側は「動物たちのしあわせ」を追求し、責任を持って取り組んでいます。ひらかたパークで長年愛されてきた彼が、新しい環境にスムーズに馴染むことを願っています。
レッサーパンダの紹介
現在アドベンチャーワールドでは、合計5頭(オス3頭、メス2頭)のレッサーパンダを飼育しています。なお、今回が新たに仲間となるレッサーパンダを除いた数です。最近では、他のオスが長野市茶臼山動物園に移動する予定となっています。
レッサーパンダは食肉目レッサーパンダ科に分類され、生息地はヒマラヤから中国南部にかけて広がっています。特に木の上での生活に適応した体型をしており、特徴的な茶色の背面と黒色の腹面は、敵から身を守るためのカモフラージュ機能も果たしています。太くて長いしっぽを使ってバランスを保ち、主に竹やリンゴ、ペレットなどを食します。性成熟は1歳半から2歳で、出産の数日前には巣作りを始めるメスの行動が観察されています。
未来を見据えた取り組み
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」を掲げて、動物たちが豊かに生きられる環境を育てています。SDGs(持続可能な開発目標)を意識し、幅広く社会に貢献できるよう計画しています。新たなレッサーパンダの仲間に期待しつつ、全ての生き物に笑顔があふれる未来をともに創造していきたいものです。
今後、与作の搬入予定日は2025年3月17日(月)に決まっており、公式ホームページやSNSで公開日などの最新情報が発表される予定です。宮古島と和歌山での新たな動物交流の様子は、多くの動物ファンや家族連れにとって、楽しみなイベントとなることでしょう。
ぜひ、レッサーパンダの新しい仲間を一緒に楽しみにしていてください。これからの彼の成長と、アドベンチャーワールドでの新たな物語を見守りましょう。