セブン‐イレブンが挑む持続可能な供給体制の構築
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、社会環境の変化に対応しつつ、持続可能なサプライチェーンの構築に取り組んでいます。このたび、北海道エリアでの製造回数削減に向けた新たな施策を始めることを発表しました。この取り組みは、2月9日からスタートし、オリジナルフレッシュフード商品の製造効率化を目指しています。
製造回数の削減
今回、セブン‐イレブンでは、おにぎり、弁当、サンドイッチといった販売比率の高い商品の製造回数を従来の1日3回から2回に削減することに決めました。具体的には、北海道エリアにおいて約60アイテムが対象となります。これにより、効率的な製造が促進され、すべてのオリジナルフレッシュフードの製造回数が2回以下になります。
この施策は、単にコスト削減のためだけでなく、持続可能なビジネスモデル実現への一歩として位置づけられています。製造頻度を減らすことで、天然資源の消費を抑えることが期待されています。
新技術の活用
セブン‐イレブンは、産学連携による新技術の導入にも力を入れ、製品の衛生管理を徹底しています。原因菌の特定や汚染経路の調査が可能となり、製造時の衛生レベルが向上。この結果、食品の品質や美味しさを保ちながらも、鮮度の延長が実現される運びとなっています。この新技術は、今後の製造業界全体のモデルケースとなるかもしれません。
環境への配慮
北海道エリアは、商品供給の効率性や輸送面での課題を抱えていました。そのため、効果的な製造経験を実現するための新たな挑戦として、今回の取り組みが始まりました。この施策によって、「製造効率の向上」「輸送効率の向上」「フードロスの削減」さらには「CO2の排出量削減」といった複数の効果が期待されています。
続く取り組み
これまでもセブン‐イレブンは、環境問題や社会課題に積極的に取り組んできました。たとえば、新規商品の発注日を変更することで、発注数を確定し、在庫の適正化を図る施策や、定時納品ルールの緩和によって、加盟店とのスムーズなやり取りを実現しています。
また、日配品については夜間納品便の集約を進め、配送効率を高めることも実施中です。これにより、物流の波動に合わせた納品時間の見直しが進行中です。
まとめ
セブン‐イレブンの新たな製造回数削減の取り組みは、経済的な側面だけでなく、環境への影響を考慮したものであり、持続可能な運営を実現するための重要なステップです。今後も地域のニーズに応じた取り組みを積極的に進め、企業の社会的責任を果たしていく姿勢が求められます。持続可能な供給体制の構築は、食品業界全体にとっても大きな意味を持つことでしょう。