緊急事態解除後の和歌山県民への新たなお願い
2023年5月14日、政府の新型コロナウイルス対策本部が、39県での緊急事態宣言を解除することを決定しました。その中に和歌山県も含まれており、これまで多くの県民の皆様の協力によって新たな感染者数がほぼゼロに近づいたことが背景にあります。これまでのご努力に、心から感謝申し上げます。
この状況を受けて、和歌山県では今後、県民の皆様に安全な生活と外出を促すため、具体的なお願いをいくつか発表しました。以下に、その内容をまとめます。
1. 県民の生活に関するお願い
(1)安全な生活・外出の実践
- - 他者との距離を保ち、マスク着用や手洗いなど基本的な予防策を守っていただきたいです。
- - 感染リスクが高い場所は避け、安全な環境での外出を心掛けてください。
- - 他府県への旅行や行楽は自粛をお願い申し上げます。
- - 政府の新しい生活様式を参考にすることも大切です。
(2)「3密」の回避
- - 他者との近距離、密閉、密集の状況を避けることが求められています。
(3)体調不良時の外出自粛
- - 咳や発熱などの症状がある場合は、無理をせず外出を控えてください。
(4)テレワークやオンライン授業の導入
- - 在宅勤務や時差出勤、オンライン授業などを積極的に活用していただきたいです。
2. 事業者の皆様へのお願い
(1)営業自粛の一部解除
- - 5月16日から一部の営業自粛要請が解除されます、詳細は対象施設の一覧をご確認ください。
- - 解除されていない施設については、依然として自粛をお願いいたします。
(2)全業種の感染防止対策の徹底
- - 再開する業種を含め、すべての業種で感染拡大防止策を実施していただきます。
(3)従業員の健康管理
- - 従業員に咳や発熱などの症状が見られた場合、必ず休暇を取らせることが重要です。
(4)小規模イベントの感染防止対策
- - イベント開催時には、しっかりした感染防止対策を講じてください。
3. 集団生活を行う施設での対策
(1)職員の健康観察
- - 職員は基本的な感染症対策を徹底し、毎朝の健康チェックを行い、異常時は業務を休むようにしてください。
(2)食事提供について
- - ビュッフェ形式ではなく、個別に盛り付けた食事を提供してください。
(3)面会の自粛
- - 面会は極力自粛し、どうしても必要な場合は施設外での対面を心掛けてください。
4. 他府県との関係
(1)他府県への移動自粛
(2)通信・通学におけるテレワーク利用
- - 県外通勤者や学生は、可能な限りテレワークやオンライン授業を利用し、直接訪問を控えてください。
5. 学校について
(1)県立学校の休業
(2)登校日設定
- - 5月18日以降、各校では登校日を設定し、健康管理の指導を実施します。
結論
今後も感染拡大への警戒を怠らず、県民の皆様には引き続きご理解とご協力をお願い申し上げます。今後の感染状況を踏まえ、必要に応じて対策の見直しがされることも予想されますので、どうぞご注意ください。