橋本市の中高生たちが描いた税に対する思いを纏めた作品展示
令和7年度に実施された『中学生及び高校生の税に関する作文コンクール』では、驚くべき数の応募がありました。中学生からは1,184篇、高校生からは839篇の作品が集まり、さまざまな視点で税についての考えが展開されています。これらの優秀作品は、橋本市を含む粉河税務署管内の地域の未来を考える貴重な資料として、2025年12月24日まで掲載されています。
優秀作品の概要
作品の中で特に目を引くのは、和歌山県立古佐田丘中学校の生徒たちです。彼らの作文には、税金が私たちの日常生活にどのように関わっているのかを考察した深い洞察が見られます。
中学生優秀作品一覧
学校名: 和歌山県立古佐田丘中学校
学年: 3
氏名: 前坂実希
題名: 納める責任と使う責任
学校名: 和歌山県立橋本高等学校
学年: 1
氏名: 永岡心優
題名: 税で繋がる未来の命
これらの作品は、税がどのように社会の役に立っているのか、また自分たちの未来にどのように影響を与えるのかを考えるきっかけとなります。作品には、税金を通じて地域社会の繋がりや責任について考えさせられる内容が多く、特に「納める責任と使う責任」という題名の作文が心に響きます。
高校生の優れた視点
高校生による作品は、さらに成熟度が増し、現実社会での税の役割について具体的な事例を挙げて表現しています。例えば、税を使った教育や医療の制度について触れた作文は、税金が私たちの生活の質を向上させるためにどれほど重要であるかを教えてくれます。
高校生優秀作品一覧
学校名: 和歌山県立橋本高等学校
学年: 1
氏名: 大浦由真
題名: 未来への架け橋
学校名: 和歌山県立伊都中央高等学校
学年: 1
氏名: 本田都琉
題名: 税が織りなす社会の絆
税を身近に感じることの重要性
今回の作文コンクールを通じて、若い世代が税について真剣に考える機会を持ったことは、今後の社会において非常に重要です。税に対する理解が深まることで、彼らの未来に対する責任感や社会貢献意識も育まれることでしょう。
作品の発表が行われたことで、町の人々は中高生の視点から様々な税に関する意見や考えを知ることができ、地域全体で税のマインドを育てる良い機会となっています。これからも、こうした取り組みが広がり、地域全体で税の意義を考え続けていくことが期待されます。
ぜひ、これらの作品をご覧になり、多くの人に税の重要性を感じてもらいたいと思います。未来の社会を担う若者たちの意見を通じて、私たちも税の役割を再確認し、地域社会に貢献していきましょう。