ファミリーマートが実施した「ペットフードドライブ」の成功
2025年2月22日、猫の日に設けられた特別な取り組み、「ファミリ~にゃ~トペットフードドライブ」が大盛況のうちに終了しました。株式会社ファミリーマートは、このイベントを通じて地域猫活動や保護猫の支援を強化することを目的とし、全国の特定店舗にてペットフードの寄付を募りました。
イベントは2025年2月18日から3月3日までの期間、対象となる店舗で実施されました。寄付が寄せられた結果、206.4キロ、つまり2948匹分の1日分の食事に相当するペットフードが集まりました。この数字は地域猫や保護猫たちへの支援として、大きな意味を持っています。
「ペットフードロス」の問題とその解決への取り組み
日本ではペットを飼っている家庭が増えており、それに伴いペットフードの消費量も増加しています。しかし、時には飼い猫や犬がフードを気に入らず、未使用のまま余ることがあります。これが「ペットフードロス」と呼ばれる問題で、ファミリーマートはこの問題を解決するため、地域猫活動を支援する一環として「ペットフードドライブ」を実施しました。この取り組みでは、猫にまつわる名前が付けられた店舗を中心にペットフードを集め、地域の猫たちへ寄贈することを目指しました。
寄付式の開催と支援団体の声
ペットフードの寄贈式は、2025年3月18日に行われました。出席者には、日本動物愛護協会の田畑理事長やファミリーマートの大澤副部長が名を連ね、多くの支援者が集まりました。田畑理事長は、「こんなに多くのペットフードをご寄付いただきありがとうございました。私たちは地域の猫活動を支援するため、これらのフードを大切に使わせていただきます」という感謝の言葉を述べました。
また、落語家の林家たい平氏もコメントを寄せ、「ファミリーマートさんの素晴らしい活動に敬意を表します。人間と猫たちが繋がり、助かる命が増えることは非常に重要です」と述べ、地域猫活動の重要性を訴えました。
参加店舗と寄付の詳細
寄付により集まったフードは、以下の店舗から寄せられました:
- - ファミリーマート川口猫橋店(埼玉県川口市):62.5kg
- - ファミリーマート千種猫洞通店(愛知県名古屋市):47.3kg
- - ファミリーマート猫屋町店(広島県広島市):34.2kg
- - ファミリーマートムスブ田町店(東京都港区):62.4kg
寄付されたペットフードは日本動物愛護協会を通じて全国の地域猫や保護猫へと提供され、多くの猫たちの生活を支えることになります。
今後の展望と地域への思い
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」を掲げ、地域密着型のサービスを目指しています。このペットフードドライブを通じて、地域社会とのつながりをより深めていく方針です。地球にも優しい循環を生み出すこうした取り組みを続けていくことで、猫たちへの支援だけでなく、地域全体のつながりも育んでいきたいと考えています。
最後に、参加した皆さんと支援者の温かい心に感謝し、今後もこのような活動が広がり、多くの猫たちが幸福な生活を送れることを願っています。これからも応援をよろしくお願いいたします。