京都三越で出会う、039LAUNDRYの世界
東京・銀座の三越にて、039LAUNDRYの期間限定ポップアップショップが2023年3月4日から3月24日まで開催されます。このブランドは、アメリカン・シーアイランドコットンを主軸とし、日本の伝統技術を取り入れたものづくりで知られています。そこで展開されるのは、特に「染める」を超えた新たなデザイン表現です。
アメリカン・シーアイランドコットンの魅力
039LAUNDRYでは、希少なアメリカン・シーアイランドコットンを使用したウェアが登場します。この綿花は、長い繊維と独特の柔らかさが特徴で、仕上がりは非常に高品質です。ポップアップでは、この特別な素材を用いたアイテムが揃い、さらにそれを用いた新しい色彩やデザインの表現も魅力的です。
日本の伝統技術とのコラボレーション
今回のポップアップの目玉は、京都の「紋付」技術との融合です。百年の歴史を誇る深黒加工と、独自の染色技法である「抜染」や「吊り染め」により、黒の深淵さや、その先に広がる色の変化を表現しています。特に、水面から深い世界への移ろいを感じさせるようなグラデーションが施されたアイテムが多く見られます。
目を引くアイテムたち
グラデーションポケットTシャツ(Unchanged Roots)
このTシャツは、淡いグレーから漆黒へと移ろう色彩が特徴で、水にまつわる要素を美しく表現しています。自然由来の素材と職人技が一体となって生まれたこの一枚は、時間とともに深化した黒の美しさを引き立てています。
ブラーサークルTシャツ(Unchanged Roots, Unlimited Routes)
こちらのアイテムは、本抜染の技術を取り入れた一枚で、黒を引くことで色が持つ奥深さを引き出しています。いずれのアイテムも、独自の風合いを持ち、同じデザインが二つと存在しないユニークさが魅力です。
シーアイランドコットン・フラワープリントTシャツ
リルとのコラボレーションによるこのTシャツでは、海島綿の花をモチーフにしたデザインが採用されています。一日花の儚い美しさをグラフィカルに表現し、環境問題への意識を投げかける一着となっています。会場は、アメリカン・シーアイランドコットンの残布を使った造花で彩られ、訪れる人々を楽しませます。
039LAUNDRYの哲学
037LAUNDRYは、2018年にスタートしたブランドで、愛知県名古屋市の近藤紡績所が展開しています。糸作りから始まり、製品化まで、すべてのプロセスにおいて、モノづくりへの真摯な姿勢が貫かれています。北アルプスの豊かな自然環境で作られた糸を用い、一点一点にこだわりを持って作り上げられたアイテムが、ひとたび手にすればその質の高さを感じさせることでしょう。
このポップアップショップは、ただの販売イベントではなく、製品に込められた素材や技術、そしてその背後にあるストーリーを体感する貴重な機会です。ぜひ銀座三越で新しい形の「継承」を感じてみてください。