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和歌山市立日進中学校で消防総合訓練を実施しました！感動の模様をお伝えします

和歌山市立日進中学校で消防総合訓練を実施

令和7年11月5日、和歌山市立日進中学校にて、消防総合訓練が行われました。この訓練は、日進中学校での防災訓練に併せて実施され、学生たちに消防活動の重要性を理解してもらうことが目的です。

訓練の流れ

訓練の想定では、地震が発生し、日進中学校の3階で火災が発生したというシナリオが設定されました。屋上と2階にいる要救助者の救出が課題となります。

救出活動の展開

訓練では、和歌山市消防局東消防署の職員と一緒に日進中学校の先生や学生たちも参加。特に注目されたのは、昇降梯子を使っての屋上からの救助でした。

緊迫した瞬間、学生たちはその様子を息を呑んで見守る中、高さ25メートルの梯子を使って要救助者が救出されました。これは、まさに消防士のリアルな活動を体感する貴重な機会でした。

三連はしごによる救出

その後、三連はしごを使用して2階からも要救助者の救出が行われました。この三連はしごは、実際の現場でも用いられる救助器具で、最大9メートルの高さまで延ばすことができます。

訓練には、日進中学校の教員が要救助者役として参加し、実際の状況を想定した緊迫感あふれる訓練が展開されました。

緊急脱出の実演

訓練が進む中、火災が拡大する状況を模して、救助活動中の消防士たちが屋上からの緊急脱出を実演しました。懸垂降下を使って、迅速に安全な位置へ移動する姿は、学生たちに深い印象を与えたようです。

一斉放水・消火活動

火災が拡大してきた状況で、現場指揮者の指示のもと、学生たちは消防署の職員と共に一斉に放水を行いました。8名の学生たちは、消火活動に一丸となって取り組み、その熱意が地域への貢献を感じさせる瞬間でした。

訓練の終わりに

訓練の最後には、参加した学生たちと消防職員が敬礼を交わし、訓練の成果を誇りに思っている表情が印象的でした。「将来は消防士になりたい！」という夢を持つ学生の姿も見受けられ、今回の体験が彼らの将来にどうつながっていくのか楽しみです。

総括

訓練に参加した日進中学校の生徒たちにとって、今回の経験はただの訓練ではなく、地域の防災の重要性を再認識する貴重な機会でした。消防局も、地域の安全を守るために今後も訓練を続けていくことでしょう。

和歌山市と日進中学校の皆様の協力に感謝しつつ、地域の安全に貢献できる消防士の育成を目指していきたいと思います。