和歌山県獣医師採用選考試験について
令和7年度、和歌山県では獣医師の採用選考試験が行われます。獣医師として家畜の保健や行政に関わる仕事に挑戦したい方にとって、重要な機会です。この試験の詳細を以下にまとめました。
1. 試験の実施について
受付期間
試験の申込受付は、令和7年6月2日から令和8年1月23日まで行われます。郵送の場合は当日消印が有効です。
試験日と場所
試験は令和7年6月23日から令和8年2月9日までの間で実施されます。試験場所は和歌山市内で、日時は申込者と調整の上決定します。
採用予定人数
和歌山県では約10名の獣医師を採用予定です。これは、獣医師としての職務に貢献するための重要なポジションです。
2. 受験資格
受験資格として、昭和39年4月2日以降に生まれ、獣医師の免許を持っているか、令和8年に実施される獣医師国家試験で免許を取得する見込みのある方が対象です。
ただし、以下の条件に該当する方は受験できません。
- - 日本国籍を有しない方
- - 過去に処罰を受けた方
- - 日本国憲法を暴力で破壊することを主張する団体に関与している方など
3. 試験内容
試験は主に面接形式で行われ、志望理由や職務に必要な専門知識、判断力、人柄について評価されます。面接には合格基準が設定されており、それに達しなければ不合格となります。
4. 受験手続き
書類の提出には、所定の申込書を準備し、和歌山県農林水産部畜産課に郵送または持参する必要があります。郵送の際は、簡易書留を利用し、封筒に必要事項を記入してお送りください。
また、申込書を申請後に受理されると、受験票が交付されます。書類に不備があった場合は受理されないこともあるため、十分に確認しましょう。
5. 給与・待遇
採用されると、原則として令和8年4月1日に勤務を開始します。初任給はおおよそ304,204円であり、民間での経験や学歴によってそれ以上の額になることもあります。また、扶養手当や住居手当、通勤手当なども支給されます。
6. 特別な配慮
車椅子等による受験を希望する方は、申込時にその旨を記載し、農林水産部に連絡する必要があります。受験の際に必要な配慮が得られるよう、早めに申し出ましょう。
7. 合格後の手続き
試験に合格した際、免許を取得できなければ採用されないため、受験者は免許取得に向けて音を上げる必要があります。試験成績に関する情報は、受験者本人の申出によって提供されます。
この採用選考試験は、地域の畜産行政に貢献するための貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ詳細な情報を確認し、準備を進めてみてください。