紙カップリサイクル実現
2025-02-17 17:18:10

環境への一歩!大手4社が連携して紙カップをリサイクルする新プロジェクト始動

環境への取り組みが加速!4社連携による紙カップリサイクルプロジェクト



2025年1月30日、王子ホールディングス、日本マクドナルド、ケンタッキー、タリーズの4社が共同で、店舗で使用された紙カップをリサイクルする新たなプロジェクトを開始しました。この取り組みは、低炭素で資源循環型の社会の実現に向けた一歩です。

プロジェクトの詳細


4社は東京都内にある近接店舗から、使用済みの紙カップを定期的に回収し、集積場所に集めます。王子ホールディングスがその回収された紙カップを適切に処理し、ペーパータオルとして再生します。このリサイクルプロセスにより、店舗で再利用される予定です。

最初の目標は、年間約12トンの回収ですが、2025年末までには参加店舗を拡大し、最大60トンまで増やす考えです。これは、国内での紙カップリサイクルプロジェクトとしては非常に大規模なものとなります。

リサイクルの重要性


近年、サーキュラーエコノミーへの関心が高まっていますが、紙カップは通常、耐水性を確保するためにプラスチックラミネート加工が施されているため、その回収やリサイクルが難しいとされてきました。

王子ホールディングスは、使用済み紙カップの再利用に際し、独自の技術を用いて、破砕・洗浄処理を経てラミネートフィルムと紙を分離し、効率よく繊維分を回収することに成功しました。これにより、大量の紙カップの再利用が可能となったのです。

参加企業の役割


従来、マクドナルド、ケンタッキー、タリーズはそれぞれ独自に紙カップのリサイクルに取り組んでいましたが、より効率的な廃棄物削減と温室効果ガス排出の低減を図るためには共同の取り組みが必要だと考えられました。共同回収による多くの使用済み紙カップの効率的な収集は、企業にとっても負担軽減となることが期待されています。

今後の展望


今後、リサイクルプロジェクトは更に拡大し、賛同企業や団体を募ることで、ミニマルな環境への影響を目指します。共同回収の範囲を広げ、地域社会全体での循環型社会の実現に貢献していく考えです。

実施店舗


この取り組みの実施店舗は以下の通りです:
  • - マクドナルド浅草店 (東京都台東区浅草1-33-3)
  • - ケンタッキーフライドチキン浅草店 (東京都台東区浅草1-1-17)
  • - タリーズコーヒー 浅草新仲見世店 (東京都台東区浅草1-19-8)

これらの店舗では、店頭に回収ボックスが設置されています。使用した紙カップのリサイクルにご協力いただき、環境保護に貢献しましょう。

お問い合わせ先


本プロジェクトに関しての詳細やご意見がある方は、タリーズコーヒージャパンのカスタマーサポートにお問い合わせください。
TEL:03-3268-8320
受付時間:月~金曜日 10:00-12:30 / 13:30-16:00 (土日祝を除く)
ホームページ

環境問題に向き合う企業の取り組みが、未来の世代に明るい社会を残すことに繋がります。4社のリサイクルプロジェクトが成功することを期待しています。


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