二人展「うつろいと存在」開催のお知らせ
和歌山のセンスあふれる店「星霜」では、2025年5月24日(土)から陶芸と絵画による特別展「うつろいと存在」が開催されます。この展覧会では、陶芸家の森田春菜さんと画家の新谷仁美さんがそれぞれの作品を通じて、見る人々に新たな感覚や体験を提供します。
展覧会のコンセプト
この二人展は、「かたちのないもの」と「かたちを持ったもの」が出会い、対話をする時間をテーマにしています。森田春菜さんと新谷仁美さんは、異なる素材を扱う作家ですが、どちらも言葉にしきれない感覚を大切にしている点が共通しています。
森田春菜さんは、土の質感やそのゆらぎを大切にしながら、見る人の感覚に委ねる抽象的なオブジェを制作します。名前や用途を持たない作品が放つ静かな佇まいは、観る者に深い思索や感情を呼び起こすことでしょう。
対する新谷仁美さんは、アクリル絵の具を使用し、夢と現実の狭間を描く作品群を展開しています。彼女の作品にはタイトルがなく、自然の中にいるような気配が漂っており、観る人に余韻を残します。どちらの作家も、感覚的な体験を通じて、何かを言葉として伝えるのではなく、心で感じ取ることの大切さを訴えます。
展覧会の詳細
- - 会期: 2025年5月24日(土)〜6月28日(土)
- - 開館時間: 11:00〜16:00(土曜日は11:00から17:00)
- - 会場: 星霜(和歌山市内原895 コーポウチタⅢ #103)
- - 入場: 無料
- - 作家の在廊日: 2025年5月25日(日)
都会の喧騒を離れ、静かな一角に佇む「星霜」に足を運ぶことで、うつろいゆく季節の中で「存在すること」の美しさを再認識する機会になることでしょう。タイトルを持たない作品は、来場者一人ひとりの心の中で静かに意味を育てていきます。
作家たちのプロフィール
- - 森田春菜(陶): 陶芸の中に土の持つ質感やその変化を大切にし、静かに存在するオブジェを創り出します。
- - 新谷仁美(絵): アクリルを駆使して夢と現実の間を描く作品を制作。余韻を響かせる作品は、観る人の心に深い印象を残します。
お問い合わせ
場所や作品についてもっと知りたい方は、星霜のInstagram(
@seizoh06)をご覧ください。また、メールでの問い合わせも可能です。
皆さまの訪問を心よりお待ちしております。この展覧会を通じて、言葉を超えた感覚の出会いを体験していただければ幸いです。