串本町の海に冬の風物詩！海中クリスマスツリー設置

串本町の冬の海にクリスマスツリー登場！

和歌山県の南端に位置する串本町で、毎年恒例の海中クリスマスツリーが設置されました。これは、地元のダイビング業者で結成された「串本ダイビング事業組合」のダイバーたちが、冬の海を楽しむために行うイベントの一環です。

ダイバーたちの協力して設置されるツリー

高さ約3メートルのクリスマスツリーは、ダイビングボートに乗せられ、出港地である袋港を後にしました。12人のダイバーがサンタクロースの衣装を身にまとい、特別な雰囲気を演出しながら、海中へと潜ります。今回の設置地点は潮岬沖から200メートルのところにある「備前」という名のダイビングスポットで、ここは水深18メートル。美しい海中景観が広がる場所です。

美しい海の魅力を伝える取り組み

串本町の海は黒潮の影響を受け、多彩な生物が生息する全国有数のダイビングスポットとして知られています。地元の組合は、平成23年から毎年この時期に海中ツリーを設置する活動を続けており、地域の魅力を外部に発信しています。

クリスマスまで楽しめる幻想的な光景

設置されたクリスマスツリーは12月25日までその場所に留まります。ダイバーたちは見事な水中のクリスマスムードを作り出し、訪れる人々に驚きと感動を与えてくれます。この素晴らしい光景を目にするために、多くのダイバーたちが集まることでしょう。串本町の冬の海は、美しい海景と共に温かい心を持って迎えてくれることでしょう。

地元の情熱が感じられるプロジェクト

「海と日本プロジェクトin和歌山県」では、串本町のこのような取り組みを通して、和歌山の美しい海を次世代へ引き継ぐための啓発活動を行っています。地元の人々と観光客が一緒になって、この魅力的な海を守っていけるよう、様々なイベントや活動を推進しています。冬の冷たい海水にも関わらず、多くの人々が集まり、協力してこの美しい風物詩を作り上げているのです。