高等学校卒業程度認定試験の概要
和歌山県では、様々な理由で高等学校を卒業できなかった方々に向けて、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)が実施されています。この試験は、高卒と同等以上の学力を証明するもので、合格すれば大学や専門学校への進学が可能になります。
受験資格について
受験者は、試験実施年度の終わりまでに16歳以上でなければなりません。また、高校に在籍している学生も受験可能ですが、既に大学入学資格を持っている方は受験できません。国の制度に則り、しっかりとした評価が行われます。
試験日程
令和7年度には、第1回と第2回の2回の試験が行われる予定です。
- - 第1回試験: 8月7日(木)・8月8日(金)
- - 第2回試験: 11月8日(土)・11月9日(日)
受験案内はそれぞれの試験の約4か月前に配布が開始され、メールでの問い合せのほか、文部科学省のホームページにも詳細が掲載されます。
受験案内の取得方法
受験希望者は、受験案内を以下の場所で直接入手するか、文部科学省のウェブサイトから請求を行えます。
- - 和歌山県教育庁学校教育局県立学校教育課
- - 和歌山県教育センター学びの丘
- - 各振興局
出願の流れと必要書類
出願は郵送で行う必要があり、受験案内に挟まれている指定の封筒を用いて、期日内に郵便局へ提出します。出願受付は、試験日によって異なりますので注意が必要です。
重要な日程
1.
第1回試験:
- 出願期間: 4月7日~5月14日
- 結果通知: 9月2日
2.
第2回試験:
- 出願期間: 7月22日~9月12日
- 結果通知: 12月9日
受験の目的と重要性
この試験は、学業に対する意欲を証明する手段として非常に重要です。高校を卒業していないために進学を諦める必要はありません。この試験を通じて、自分の学力を証明し、新たな一歩を踏み出すチャンスをつかんでいただきたいと思います。
お問い合わせ先
試験や受験案内についての詳細を知りたい方は、文部科学省のホームページを訪問するか、和歌山県教育課の電話(073-441-3707)にて直接問い合わせることも可能です。自分の可能性を広げるためのこの機会を逃さないようにしましょう。