特別メニューで応援
2025-05-26 15:42:28

新緑の季節に楽しむ特別メニューで地元産地を応援!

新緑の季節に楽しむ特別メニューで地元産地を応援!



毎年新鮮な風が吹き、緑が映える初夏にぴったりのイベントが開催されます。2025年5月26日から30日まで、東京都の農林水産省が運営する職員食堂『農林水産省あふ食堂』にて、静岡、和歌山、群馬の特産物を使用した特別メニューを提供します。

地域の魅力を引き出す産地直送の食材


今回の限定メニューでは、静岡県の新茶、和歌山県のみなべ・田辺地域の梅干し、群馬県のこんにゃくをテーマに掲げています。これらの食材はそれぞれ独特の栽培法や文化が根付いたもので、特に「世界農業遺産」として評価されていることが大きな特徴です。

静岡のお茶と新茶炊き込みご飯


静岡県掛川市周辺で伝統的に行われている「茶草場農法」は、環境に優しく、草を利用した循環型農業が魅力です。ここのお茶は、毎年初夏に最初に芽吹いた新芽で作られ、一番茶として楽しむことができます。今回のメニューでは、この新茶を炊き込みご飯に使用。香り高く、栄養価も高いこの料理は、茶葉の旨味を存分に味わえます。

和歌山の梅を使った料理


和歌山県のみなべ・田辺地域での梅栽培は約400年の歴史があり、持続可能な「梅システム」が重要です。この地域の梅干しは、傾斜地での栽培やミツバチとの共生が特徴で、地元の食文化を支えてきました。今回のメニューには、白干梅を使った鶏もも肉のグリルも登場。ヨーグルトソースに和えて、よりマイルドな味わいを楽しめます。

群馬のこんにゃくでヘルシーな一品


毎年5月29日が「こんにゃくの日」として知られる群馬県では、こんにゃくの生産が盛んです。この地域は、生産の90%を占める一大産地であり、こんにゃくの栄養価の高さや低カロリーな特性が近年注目されています。特別メニューには、こんにゃくを使用したしらたきサラダもあり、春らしい食材との相性が抜群です。

季節を感じる美味しさ


新緑の季節に、これだけの地域資源を味わえる特別なメニューは、食材の背景にも目を向けるきっかけとなるでしょう。各地の伝統を守りながら、料理を通じて地元を応援するこの取り組みは、食を楽しむだけでなく、地域の活性化にも寄与しています。

特に、行事や地域文化を通じて食事の価値が伝えられることは、これからの未来につながる大切な要素です。食を通じた繋がりを感じながら、ぜひ『あふ食堂』で新緑を味わってみてください。

行き方や営業時間


農林水産省のあふ食堂は、東京都千代田区霞が関に位置し、平日11:00から14:00まで営業しています。事前に入館手続きをすれば一般の方も利用可能ですが、ランチタイムは混雑するため少し時間をずらしての訪問をおすすめします。

省内での新しい発見や、美味しい料理を堪能しつつ、地元の農業事情にも触れられるこのイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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