アドベンチャーワールドと立命館大学の連携で学ぶ経営と人財育成
2025年度もアドベンチャーワールドと立命館大学の連携講義が続けられます。この取り組みは、アドベンチャーワールドを運営する株式会社アワーズと立命館大学が手を組み、産学連携の強化を目指しているものです。2024年度には「ヴィジョン特殊講義(アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質)」が開講され、多くの学生が魅力的な学びの経験を得ました。
新たな講義の概要
2025年度の下期には、新たに「ヴィジョン特殊講義(アドベンチャーワールドにおける企業経営と人財育成)」が始まります。この講義では、組織経営と人財活用に焦点を当て、アドベンチャーワールドの経営に関する実践的な知識を提供します。具体的には、人的資本経営、パーパス経営、そしてワークライフインテグレーションに関する内容が予定されています。
講義内容と構成
今回の講義は全14回にわたり、アドベンチャーワールドの経営幹部や実際の運営に携わるスタッフが特別講義を行います。例えば、第一回目は「企業と個人の目的」をテーマにし、企業の存在意義や個人の成長について考えます。
次回の講義では、D&I(多様性と包括性)の理念を経営にどう取り入れるかについて学びます。また、受講生はグループワークやディベートを通じて、自身のアイデアを育む機会を得ることができます。これは、アドベンチャーワールドが目指す「すべての生命にSmileを!」という理念に基づいており、学生たちが持つ多様な視点や考え方を尊重する教育スタイルを採用しています。
連携の重要性
アドベンチャーワールドと立命館大学の連携は、単なる学びの場を超え、地域社会や産業に対する貢献へと広がっています。2023年には包括連携協定が締結され、アドベンチャーワールドでのフィールドワークプログラムが展開される予定です。このプログラムでは、学生が実際にホスピタリティや動物飼育の現場に携わる機会もあり、理論を実践に結びつける貴重な体験になるでしょう。
将来的な展望
この取り組みは今後も続き、2026年度には「アドベンチャーワールドの飼育現場からの学び」、2027年度には社会問題解決に焦点を当てた講義が予定されています。これにより、学生たちが自らのアイデアを育み、未来のリーダーとしての資質を磨くことが期待されています。
アドベンチャーワールドの理念
アドベンチャーワールドは、すべての生命にSmile(しあわせ)があふれる未来の地球を目指しており、SDGsの理念を大切にしています。この国内外で有名なテーマパークが持つ強みを活かし、受講生たちが社会課題解決の取り組みに貢献できると同時に、人材育成にも力を入れています。
今後の学生たちがどのような成果を上げていくのか、そしてアドベンチャーワールドを通じてどのように成長していくのか、楽しみです。