和歌山城を疾走!
2025-04-25 17:08:29

Fortniteで和歌山城を楽しむ!全6種のパルクールコースを体験しよう

和歌山城で新たな観光体験を!



和歌山の歴史的建造物、和歌山城が今、世界中のゲームファンの間で注目を集めています。ユタカ交通と和歌山新城下町DMCが運営する「メタバース和歌山」プロジェクトの一環として、人気オンラインゲーム「Fortnite」上に再現された和歌山城を舞台にしたパルクールマップ、正式に「和歌山城パルクールマップ」が発表されました。2025年4月25日に公開されたこのマップは、プレイヤーが忍者のように障害物を乗り越え、さまざまな難易度のコースに挑戦できるという画期的な試みです。

企画の背景



2023年12月、メタバース和歌山実行委員会がFortnite内に和歌山城を再現したことがきっかけで、このパルクールマップの開発がスタートしました。その根底には、ゲーム内の体験を通じて和歌山の実際の観光地へ訪れる“聖地巡礼”の促進があり、観光客の誘致を目的としています。和歌山県の観光データによると、2023年には観光客数が前年より280万人増えるなど、観光業は回復傾向にあります。しかし、コロナ禍前の水準には至っておらず、訪問者数をさらに増やす新たな施策が求められています。

メタバースを活用したこの新しい試みにより、和歌山の魅力を広く伝え、観光客の訪問を促進することを目指しています。

全年齢対応のパルクールマップ



これまでのFortniteのプレイスタイルでは、プレイヤー同士の競争が主流であり、従来のバトルロイヤル形式では13歳未満の利用が推奨されていませんでした。しかし、今回は暴力要素を排除し、すべての年齢層が楽しめる「パルクールマップ」を新たに製作しました。このマップでは、障害物を乗り越えながらゴールを目指し、タイムを競うというシンプルで楽しみやすい設計に仕上げています。子どもから大人まで、初心者でも安心して楽しめる内容です。

和歌山城パルクールマップの詳細



「和歌山城パルクールマップ」には、難易度の異なる6種類のコースが用意されています。各コースでは、ゴールを目指して浮かぶコインを集めながら、さまざまなチャレンジをクリアしていく仕組みです。また、実際の和歌山城の地形や歴史的な景観が忠実に再現されており、ゲームを通じて和歌山の魅力を体感することができます。

コース一覧



1. 疾風コース:大手門から天守閣に向かう、王道のアクションが楽しめるコースです。
2. 迅雷コース:文化財の御橋廊下から出発、金棒や屋根を登って天守閣を目指す挑戦的なルートです。
3. 飛翔コース:和歌山城の壁面を登り、最上部を目指す忍者のような体験ができます。
4. 風林コース:二の丸庭園から大楠の頂上まで登るコースで、設置されたレールを利用して進みます。
5. 轟然コース:バイクや船を駆使して、大楠まで走り抜けるアグレッシブなルートです。
6. 怒涛コース:大手門から最上部へと挑むコースで、空中オブジェクトを落ち着いて登ります。

各コースは、プレイヤーの難易度に合わせて選べるようになっており、楽しみながら技能を向上させることができます。

体験イベントと今後の展望



2024年10月に開催された「わかやまプレ万博」では、先行して「疾風コース」の体験会が実施され、94名が参加しました。参加者の大多数は10代以下で、ゲームのリアルな再現や初心者向けの設計に対する高評価が寄せられました。また、今後の入場者の要望を反映し、新たなコースやモードの開発も進めていく計画があります。

この和歌山城パルクールマップは、2025年4月30日から5月3日まで、夢洲で行われる大阪・関西万博にも出展予定です。ここではさまざまなプレイヤーが自由に体験できるブースや、タイムを競う大会が開催され、和歌山の魅力を広く伝える機会となります。

自然や歴史を未来に繋ぐ



今後もメタバース和歌山では、和歌山城以外にも、和歌山駅前やアロチエリアの再現マップを展開し、全年齢対応のコースを増やしていく方針です。観光とゲームの融合を通じて、より多くの人々に和歌山の魅力を体験してもらえるよう、これからも活動を進めていきます。


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