名古屋・和歌山での連続イベント「バナナのらんとごん」
2024年12月に刊行予定の絵本『バナナのらんとごん』を記念したイベントが、名古屋と和歌山の紀南地方で開催されます。このイベントは、特定非営利法人APLAと和歌山の地方出版レーベルであるらくだ舎出帆室が共同で企画したもので、民衆交易やフードロスについて考える機会となります。
絵本『バナナのらんとごん』とは?
この絵本は、「ぽこぽこバナナプロジェクト」の一環として制作され、主人公は民衆交易で日本に輸入されるバランゴンバナナです。物語を通じて、バナナが日本に届くプロセスや、交易によって支えられている農家の暮らし、そして廃棄されるバナナの現実について触れています。
イベントの日程と詳細
-
14:00〜16:00 名古屋市「街と珈琲」
- バナナ農家の生活や民衆交易を学ぶトークイベント
-
19:00〜20:30 名古屋市「TOUTEN BOOKSTORE」
- バナナを通して見る食のつながりについてのトークイベント
-
18:00〜20:00 和歌山県那智勝浦町「らくだ舎」
- 食を通じて世界の様子を知るイベント
-
15:15〜16:00 和歌山県田辺市「うつほの杜学園」
- 絵本を利用した教育プログラム
参加費について
各イベントの参加費は、1,000円(税込)で、大人には規格外バランゴンバナナが付いています。子どもは無料ですが、自ら参加する意義を感じられる貴重な機会です。
イベント内容の詳細
街と珈琲では、バナナ焼きの試食があり、絵本の読み聞かせや大人に向けたトークに加え、子ども向けにはワークショップも行います。
TOUTEN BOOKSTOREでのイベントでは、食べ物を通じてつながる世界についてのトークが予定されています。フェアトレード商品の販売コーナーも登場し、参加者がその場でお買い物を楽しむことができるのが特徴です。
らくだ舎では、特別メニューのシカカツバナナカレーを用意し、バナナの生産背景や環境への影響について学ぶ場が設けられます。
うつほの杜学園では、探求型の授業を通じて、子どもたちがバナナにまつわる知識を深める機会が準備されています。
参加申し込み方法
各イベントへの申し込みは、各会場の店頭またはメールで受け付けています。事前に絵本を購入すると、特典が得られるチャンスも。
この機会に、バナナを通じて多様な価値を学び、地域の特性や人々のつながりを感じてみてはいかがでしょうか。参加することで、新しい発見と学びがあるはずです。