物流業界での受賞
2025-12-24 15:04:32

セブン‐イレブンと日本ロジスティクスが物流分野で受賞!

セブン‐イレブンと日本ロジスティクスが受賞した理由



2023年12月23日、セブン‐イレブン・ジャパンと日本ロジスティクス協同組合が「令和7年度物流パートナーシップ優良事業者表彰」において、部門賞の「物流DX・標準化表彰」を共同で受賞しました。この素晴らしい成果は、両者の持続可能な物流の実現に向けた取り組みが評価された結果です。

受賞の背景と評価



受賞に至った要因として、セブン‐イレブンは、物流に関して直面する多くの課題に対して、効率的なシステムを導入し続けています。特に、納品業務の集約や曜日別の納品時間の調整が有効とされ、これにより積載率の向上を図ることに成功しました。具体的には、「24年問題」に対応した多面的な施策への取り組みが大きく評価されました。

セブン‐イレブンの取り組み



セブン‐イレブンでは、フランチャイズチェーンの本部として、約27社の物流パートナーとの連携を強化しています。この取り組みの一環として、以下のような具体的な施策を実施しています。

  • - 夜間納品便の集約: 2025年3月から、9,500店舗において日配品の夜間納品を集約することで、ドライバーの拘束時間を短縮し、効率的な運行を実現しています。

  • - 曜日別納品時間の変更: 2025年1月現在、11,300店舗で常温商品において物量に応じた納品時間の調整を行っています。新商品の発売が多い月曜日や火曜日に注力し、物流の波動を考慮した配達コースの見直しがなされました。

これらの活動は、持続可能なサプライチェーンの構築にも資するものであり、環境負荷の軽減にも寄与しています。

グリーン物流パートナーシップ会議とは



この受賞は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会や日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省などが協力して設立したグリーン物流パートナーシップ会議の活動の一環でもあります。この会議では、物流分野におけるCO₂排出削減を目指し、企業同士の連携を強化する取り組みが行われています。毎年、特に顕著な成果をあげた企業に対して「物流パートナーシップ優良事業者」として表彰することで、模範となる活動が促進されています。

今後の展望



セブン‐イレブン・ジャパンは、今後も物流問題の解決に向けてさらなる努力を続ける意向を表明しています。このような企業の挑戦が、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であると言えるでしょう。

物流業界における環境への配慮や効率改善は、今後更に多くの企業へと波及していくことが期待されます。セブン‐イレブンの取り組みは、単なる受賞の一例ではなく、物流の未来に対する新たなスタンダードを築くモデルといえるでしょう。


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