ジョージア缶受賞
2025-06-16 11:34:21

ジョージア缶が第49回木下賞で研究開発部門賞を受賞!

ジョージア缶が第49回木下賞を受賞



日本コカ・コーラ株式会社と東洋製罐株式会社の共同開発によって、185gの「ジョージア」アルミ飲料缶が第49回木下賞「研究開発部門」で受賞したことが発表されました。この賞は日本包装技術協会が主催しており、包装の研究や改善に貢献した企業に与えられます。

受賞の背景



この受賞は、缶の軽量化が評価された結果です。具体的には、2024年8月より採用される新しいアルミ飲料缶によって、従来の缶と比較して資材の使用量を1缶あたり13%削減することに成功しました。これは、東洋製罐が開発した「缶底耐圧強度向上技術(CBR: Compression Bottom Reform)」を導入したことによるものです。この技術により、薄いアルミ材でも耐内圧性能を維持しつつ、その重量を7.0gから6.1gに軽量化することができました。

この革新的な技術は、従来の製缶技術に比べて、軽量化と品質の両方を実現できる点で注目されています。実際、CBR技術は『Cans of the Year Awards 2020』のPrototype部門で金賞を受賞するなど、業界でも高く評価されています。

コカ・コーラシステムのこだわり



コカ・コーラシステムでは、飲料容器の軽量化に長年取り組んできた結果の一環として、この受賞に至りました。これにより、環境への配慮を重視した新たな製品を提供しつつも、内容物の保護やお客様の利便性を損なわないような容器の開発に引き続き尽力していく方針です。

今後も、「ジョージア」ブランドの対象製品は、エメラルドマウンテンブレンド、ゴールデンドリップ 微糖、プラチナムブラック、プライムブレンドなどが登場します。

木下賞について



木下賞は、梱包技術の革新と改良を促進するために設立されたもので、日本の包装技術界への貢献を称えるものです。毎年、その業績が評価された企業が選ばれ、賞状と副賞が贈られます。これにより、新たな技術や改善のアイデアが次々と生まれることが期待されています。

サステナビリティへの取り組み



コカ・コーラシステムは、環境への配慮を持続可能な製品作りの基本としており、リサイクル向上や資材の効率的利用に力を入れています。特に、リサイクル可能な資材の導入や製品自体の軽量化は、これからの時代に求められる責任ある取り組みと言えるでしょう。サステナビリティの観点からも、この受賞は大きな意義を持っています。

今後の「ジョージア」シリーズの進化に注目です!


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