地域維持レスキュー
2025-05-12 15:43:27

過疎地域を救う活動「地域維持レスキュー」が始動!

過疎地域を救う「地域維持レスキュー」が始動!



一般社団法人しろにしが手掛ける新たな取り組み「地域維持レスキュー」。これは、過疎に悩まされる日本各地の地域再生を目指すもので、特に和歌山県有田川町からスタートしました。このプロジェクトの中で、住民と参加者が共に地域の課題解決に挑む姿勢が新たな価値を生み出そうとしています。

ぶどう山椒収穫レスキューの実施


2023年の夏には「ぶどう山椒収穫レスキュー」が実施され、参加者たちは山椒畑で果実を収穫するためのボランティア活動に取り組みました。農家の強い要望に応える形でスタートしたこのプログラムは、参加者の皆さんと地元の農家が顔を合わせ、笑顔での交流を生む場となりました。“無償で手伝う人がいるのか?”という初めの心配は、参加者たちの熱意によって杞憂となりました。

また、参加者は有田川町の自然に触れ、地域の魅力を肌で感じることができました。大自然の中で過ごしながら、地域に貢献する新しい体験は、多くの人々に感動をもたらしたのです。この企画は好評を博し、次回はさらに多くの参加者が期待されます。

地域維持の根本は住民の力


大きな成果を上げた「ぶどう山椒収穫レスキュー」ですが、これだけでは地域の問題を解決するには不十分です。農繁期には人手不足が深刻であり、「集落の草刈りをやろうとしても、実際にできるのは3人だけ」といった声が寄せられています。こういった課題を受け、しろにしは地域の在住者が共に楽しく暮らせる環境作りの必要性を痛感しています。

住民自身が地域の未来を見据え、自らの力で変えていく。外からの目線に頼るだけでなく、地域に住む人々が主体的に関わることが重要です。これが「地域維持レスキュー」の根本的な考え方です。

道普請や文化継承と多岐にわたる挑戦


「地域維持レスキュー」では、単なる農作業や収穫だけではなく、道の整備や祭りの伝承といった幅広い分野に着目しています。江戸時代の旧街道や、弘法大師にゆかりのある地がある有田川町。この地域特有の文化や歴史を守るため、草刈りや清掃活動、さらには行事の復活にも取り組む予定です。過疎化が進む中で、どのようにしてこれらの活動を継続していけるのか、しろにしは地域の特性を考慮した施策を模索しています。

未来への展望と参加の呼びかけ


「地域維持レスキュー」は今夏からスタートし、今後様々なプログラムが展開されます。特に「道普請レスキュー」や「文化継承レスキュー」、「空き家片付けレスキュー」といった取り組みが予定されています。これらに参加することで、自分自身が地域の一員となり、地域の活性化に寄与することができます。

さらに、12月には「萱刈りレスキュー」、来年の募集も期待される「遊び暮らし体験」など、さまざまな企画が用意されています。地域の課題に直面する一方で、魅力あふれる体験ができる貴重な機会です。

有田川町の美しい自然や文化を楽しみながら、共に地域を支える喜びを感じてみませんか? ぜひご参加をお待ちしております。


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