コロナとの新たな関係を築く和歌山県知事のメッセージ
コロナとの新しい付き合い方
令和5年7月3日、和歌山県知事からのメッセージでは、コロナウイルスに関連する新たな状況についての考えが語られました。今年の夏は、コロナ禍を乗り越え、明るい雰囲気が戻ってくることが期待されています。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、厳しい2類からインフルエンザと同じ5類に変更され、これにより基本的な感染対策は個人や事業者の判断に任されるようになりました。医療費に関しても、ほとんどが自己負担となりますが、ワクチン接種は今後も無償で提供されます。特に、高齢者や基礎疾患を持つ方々は8月までワクチンが無料で受けられ、9月から12月までには5歳以上の全ての人が対象になります。
国内外の旅行者が戻り、多くのイベントや行事が3年ぶりに復活してきました。夏祭りを始め、地域のイベントが再開し、皆さんが楽しむ機会が増えています。コロナ以前は、多くの高齢者の方々が外出を楽しみ、その出会いが健康寿命を延ばす要因にもなっていました。これからは、体を動かし、友達との会話を楽しみ、笑顔あふれる生活を取り戻していきましょう。
子どもたちには、学校生活を通じてたくさんの思い出を作ってほしいと思います。ただし、感染症対策は引き続き重要です。手洗いや手指消毒、換気、マスクの使用など、基本的な対策はしっかりと行う必要があります。
特に、高齢者や基礎疾患を抱える方々には、配慮が求められます。無駄に恐れる必要はありませんが、依然として注意を怠ってはいけません。第9波への備えを万全にしながら、コロナとの新しい付き合い方を模索し、元気で明るい毎日を目指して活動していきましょう。
おわりに
最後に、和歌山の皆さんには、安心して外出し、地域社会とのつながりを深めてほしいと思います。心地よい夏を迎え、感染症対策をしながら思いっきり楽しみましょう。