和歌山県で医薬品に関する最新講習会を開催、企業の技術支援を強化
和歌山県で医薬品に関する最新講習会を開催
令和7年度第3回日本薬局方講習会及び第1回薬事講習会が、和歌山県製薬協会、和歌山県薬務課、和歌山県工業技術センターの共催により実施されました。2023年12月3日(水)午後1時30分から4時まで、和歌山県薬剤師会館で行われ、22社からの28名が参加しました。
講習会の概要
この講習会は、医薬品の品質を保持するために重要な「日本薬局方」の通則についての解説や、最近の原薬に関連する医薬品規制の流れについて学ぶ機会となりました。特に、国立医薬品食品衛生研究所の四方田千佳子氏による「日本薬局方と通則の規定」「最近の原薬の医薬品各条を巡る流れ」という講演は、参加者にとって非常に有意義な内容となりました。
薬事講習会の内容
また、和歌山県薬務課の職員による「医薬品医療機器等法改正について」という講演も行われ、令和7年度の11月施行分や令和8年5月施行分の内容に焦点を当て、今後の医薬品業界にかかわる重要な知識を提供しました。これにより、参加者は現状の医薬品に関する情報を把握するとともに、業界の動向を把握することができました。
参加者の声
講習会参加者からは、「医薬品に関する最新の法律や規制について知識を深められた」との声が寄せられ、非常に良い反応を示しています。講習に参加することで、新たな知識を吸収し、業務に活かすための重要なステップとなったようです。
今後の予定
和歌山県工業技術センターでは、この講習会の他にも、多数の無料セミナーや技術支援講座を企画・開催しています。企業の皆様にとって有益な情報を提供するための貴重な機会ですので、興味がある方はぜひご参加をお勧めします。
参加人数には限度がございますので、興味を持たれた方はお早めにお申し込みいただくことをお勧めします。今後も、和歌山県の医薬品関連の取り組みを通じて、地域の企業や社員の技術力向上を図ることに貢献していきます。
この講習会は、和歌山県の医薬品業界における重要な情報交換の場となっており、さらなる技術的な支援やネットワーク形成が期待されています。和歌山県が未来の医薬品業界を担う力強い地域となることを願っています。