日本各地で多様性の理解を深める取り組みが進んでいます。その中でも、株式会社ファミリーマートが新たに始めたキャンペーン「We are “Rainbow”」は特に注目を集めています。このプロジェクトは、ファミリーマートがコカ・コーラ ボトラーズジャパン、チェリオジャパン、クリートと協力して実施するもので、全国のファミリーマート約16,300店舗で展開されます。
企業の枠を超えた連携
このキャンペーンの大きな特徴は、異なる企業が力を合わせてLGBTQへの理解を促進するという点です。ファミリーマートは、各企業の持つリソースを活かし、多様性の重要性を広めることを目指しています。特に、6月の「プライド月間」に合わせた取り組みとなっており、性の多様性を表現したレインボーカラーの商品が続々と発売されます。
限定商品とステッカーのプレゼント
キャンペーンでは、LGBTQの象徴であるレインボーカラーをあしらったファミチキ袋や限定商品の販売が行われます。このファミチキ袋は数量限定で、毎年人気を集めています。また、対象商品をご購入いただいたお客様には、キャンペーンビジュアルをデザインした特別なステッカーもプレゼントされるという嬉しい特典も!
レインボーカラーのデザインが施された「ライフガードレインボー」や「レインボーキューブグミ」など、見た目にも楽しい商品が多数登場します。それぞれのパッケージには、味わいを楽しむだけでなく、視覚でも楽しませる工夫がされています。また、売上の一部は、LGBTQの活動を支援するNPO法人ReBitへの寄付にも使用されます。
多様性への取り組みの意義
ファミリーマートは、社内外での多様性を受け入れる文化を育むため、日々努力を重ねています。今回のキャンペーンでは「すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指す」ことがコンセプトで、社内での活動や啓発を行いながら、ALLY(アライ)としての役割を果たすことにも注力しています。また、特設サイトでは、プライド月間に合わせたさまざまな取り組みが紹介されており、意義ある活動を広く知ってもらおうとしています。
ブルボンヌ氏とのコラボ
具体的なデザイン部分に関しては、女装パフォーマー・ライターのブルボンヌ氏とのコラボが話題です。ブルボンヌ氏は、性別や年齢にとらわれず、それぞれの個性が輝く社会を願うメッセージを込めたステッカーのデザインに携わりました。「それぞれのペースで一歩を踏み出そう」とのメッセージが込められており、これもまたLGBTQへの理解促進の一環として貴重な意味を持っています。
まとめ
ファミリーマートのキャンペーン「We are “Rainbow”」は、LGBTQへの理解を促進するための重要な取り組みです。企業の枠を超えたコラボレーションや、新デザインの商品の展開、特別なステッカーの提供により、多様性の価値を広めていく姿勢が期待されます。今後の展開にもご注目ください!
また、ファミリーマートの公式ホームページでは、プライド月間に関する情報が掲載されているので、興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてください。