古座川町映画祭
2025-04-17 14:10:20

和歌山・古座川町で新たに始まる国際ワークキャンプ映画祭プロジェクト

和歌山・古座川町で新たに始まる国際ワークキャンプ映画祭プロジェクト



和歌山県の古座川町にそびえる、国指定の天然記念物「一枚岩」を舞台に、地域の魅力を発信する映画祭プロジェクトが動き出しました。このプロジェクトは、過疎化と高齢化に悩む古座川町の活性化を図るもので、地元出身の田堀穣也さんが呼びかけて立ち上がった「大地を見上げる映画祭実行委員会」が主導しています。特に注目すべきは、NPO法人・日本国際ワークキャンプセンター(通称:NICE)が主催する「国際ワークキャンプ」の開催が決定していることです。

プロジェクトの概要



2025年の10月16日から26日まで、古座川町で初めての国際ワークキャンプが実施されます。このプログラムは、世界中から集まった若者たちが集体生活をしながら地域貢献を行うものです。参加者は、映画祭会場の準備や地域の清掃活動、さらには地元の学校を訪れるなど、多岐にわたる活動に取り組む予定です。

国際ワークキャンプでは、参加者が自炊をしながら生活を共にし、異なる文化や背景を持つ仲間たちと交流を深めます。過去のワークキャンプに参加した方々の中には、参加後その土地に対する愛着が芽生え、「第二の故郷」と感じるようになる人も少なくありません。

参加者の声



NICEではすでに、ベトナムやメキシコなど海外からの申し込みが寄せられており、参加者たちはそれぞれの理由でこのプロジェクトに参加を希望しています。ある参加予定者は、「映画が地域活性化の手段になり得ることに興味を持ち、参加を決めた」と語り、古座川町の歴史や文化に深く触れながら映画祭に貢献することを楽しみにしています。

新たなつながり



この国際ワークキャンプでは、国籍や言語、宗教、文化の異なる仲間たちが集まり、共に作業し、食事をし、意見を交わしながら絆を築いていきます。これにより、新しい人と人とのつながりが生まれ、古座川町に新しい可能性をもたらすことでしょう。

映画祭は、このような国際交流を通じて地域の魅力を発信し、地域活性化の一助となります。皆さんも、古座川町のシンボル「一枚岩」を背景に行われるこのプロジェクトに注目してみてはいかがでしょうか。

プログラム概要


  • - 開催日程: 2025年10月16日(木)〜10月26日(日)
  • - 定員: 6名(日本人募集中)
  • - 申込・詳細: NPO法人NICEの公式ホームページから

NPO法人NICEについて


NPO法人NICEは、1990年に設立された日本国際ワークキャンプセンターであり、国連・CCIVS(国際ボランティア調整委員会)に加盟しています。国内外で35年以上の実績があり、合宿型ボランティアプログラム「ワークキャンプ」を多数主催し、海外70ヵ国以上のNGOとパートナーシップを結んでいます。これまでに6,000以上のプロジェクトを実施し、8万人以上のボランティアが参加しています。地域の社会課題解決に向け、ボランティアと地元住民が共に活動に参画しています。

興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてください。そして、古座川町の魅力を自らの目で確かめ、地域と共に成長する素晴らしい経験を得ましょう。


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