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和歌山市で熱中症対策をしっかり行い、安全な夏を迎えよう！

6月に入り、和歌山市も蒸し暑い日が増えてきました。毎年、この時期から熱中症による救急搬送が増加します。特に、高齢者や子供はリスクが高く、例年、注意が必要です。昨年の夏、和歌山では362人が熱中症で救急搬送されましたが、今年も多くの人々が同様の危険にさらされると予想されています。

熱中症とは？

熱中症は、高温の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れることによって引き起こされる障害です。気温の上昇に伴い、汗をかきにくい高齢者や体温調節が未発達な子供は特に注意が必要です。熱中症の症状が重篤化すると、生命の危険も伴いますので、早めの対策が重要です。

熱中症の危険な兆候

高齢者

高齢者は熱中症による搬送者の約6割を占めており、暑さを感じにくい体質が影響しています。水分補給の意識が低く、急に重症化することもあります。したがって、以下のような防止策が推奨されています：
1. のどが渇かなくても、定期的に水分補給を行う。 これは水分の多い食事（野菜、果物、みそ汁など）からも補えます。
2. 温湿度計を用いて周囲の温度を把握し、冷房を活用する。 室温を28℃に保つことが理想です。
3. 毎日軽い運動を実践し、体力を維持する。

子供

子供はその体の特性から、特に熱中症にかかりやすくなります。特に身長が低い幼児は、地面に近いところで高温を受けやすく、注意が必要です。ここでもいくつかの対策が重要です：
1. 汗のかき方や顔色をよく観察する。 赤ら顔で大量の汗をかいている場合は、休息を与えましょう。
2. 適切な飲水の習慣を身につけさせる。
3. 暑さに慣れさせるために、日常的に屋外で遊ばせる。
4. 服装にも気を付ける。