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和歌山市東消防署岡崎救助隊が全国大会で5位入賞！引揚救助訓練の模様を追う

和歌山市の岡崎救助隊が全国大会へ！

令和7年8月30日、兵庫県の消防学校で開催された第53回全国消防救助技術大会に、和歌山市の東消防署岡崎救助隊が出場しました。この大会では、岡崎救助隊が見事に東近畿地区指導会で優勝し、全国への切符を手にしたのです。

引揚救助訓練とは

岡崎救助隊が参加した引揚救助訓練は、地下やマンホールなどから要救助者を安全に地上へ引き上げることを目的とした訓練で、チームは5人編成で行います。具体的には、2人の隊員が空気呼吸器を装着し、塔上から下へ降下します。その後、要救助者を引き上げ、降下した隊員もロープを使って元の位置に戻るという、緊迫した訓練内容となっています。

全国大会への道のり

岡崎救助隊は、令和7年6月に実施された和歌山県消防救助技術大会で上位の成果を残し、その後の東近畿地区指導会でも優勝。タイムは1分15秒025で、全国大会出場を決める瞬間は、隊員たちにとって特別な喜びでありました。チームが結成されてからまだ2年という若さでつかんだ成果に、彼らの努力と団結力が示されました。

全国大会の結果

全国大会では、選手たちは1位を目指して日々の訓練に励みました。そして、出場した22チーム中、岡崎救助隊は堂々の5位入賞を果たしました。タイムは1分21秒3で、目標としていた全国1位には届きませんでしたが、参加したことで得た経験は大きな財産です。隊員たちはこの成果をもとに、今後さらに訓練を重ね、市民の安全を守るために尽力する決意を新たにしています。