和歌山市の不育症検査費助成制度
和歌山市では、不育症に悩む方々を支援するために、先進医療として位置づけられている不育症検査に対する助成制度を実施しています。この制度は、経済的な負担を軽減し、希望を持って子どもを迎えるお手伝いをすることを目的としています。
対象者
この助成制度の対象となる方は、以下の要件を全て満たす必要があります。
- - 申請の際に、和歌山市内に住民登録がされていること。
- - 既往流死産が2回以上あること。
助成内容
助成される内容は、検査にかかる費用のうち、7割(上限6万円)を助成するというものです。助成額は、1,000円未満の端数が切り捨てられることがあります。また、助成対象となる検査は次の2種類です。
1.
流死産検体を用いた遺伝子検査:次世代シーケンサーを用いた流死産絨毛・胎児組織染色体検査。
2.
抗ネオセルフβ2グリコプロテインI複合体抗体検査:令和7年6月1日以降に受けた検査が対象。
これらは、先進医療の検査手段であり、指定された医療機関で実施された場合のみ対象となります。
申請方法
この助成金を申請するには、以下の手順を踏む必要があります。
1.
申請期限:検査を受けた年度の3月末までに申請できます。
2.
申請場所:検査終了後に、申請書を必要書類と一緒に和歌山市保健所地域保健課に提出します。
必要書類
申請に際しては、次の書類を用意する必要があります。
1. 和歌山市先進不育症検査費助成金交付申請書。
2. 検査受検証明書(受診した医療機関に記入してもらう必要があります)。
3. 請求書(申請者名が必要です)。
4. 口座振替申出書(申請者名義の口座を記入)。
5. 医療機関の領収書(原本が必要)。
これらの申請書類は、和歌山市の公式サイトからダウンロード可能です。
まとめ
不育症問題は、少子化が進む現代社会において重要な課題の一つです。和歌市の助成制度を活用し、経済的な負担を軽減しながら、安心して治療や検査に臨むことができます。特に、流産や死産を経験された方にとっては、心強い支援となることでしょう。詳しい情報は和歌山市の公式サイトをご覧ください。また、何か不明点があれば、健康局健康推進部地域保健課までお気軽にお問い合わせください。