山椒スピリッツ登場
2025-05-29 17:44:27

和歌山の山椒を使用した新しい実験酒『SANABURI SPIRITS 山椒 prototype01』発売決定

和歌山の山椒を使用した新しい実験酒登場



秋田県男鹿市に本社を構える株式会社SANABURIが、和歌山県有田川町のかんじゃ山椒園で栽培された山椒を用いて、実験酒第1弾「SANABURI SPIRITS 山椒 prototype01」を2025年5月31日より全国の酒販店で販売します。この製品は、同社が運営する「早苗饗(さなぶり)蒸留所」で生産されており、新たな価値を生み出す蒸留酒として注目されています。

『SANABURI SPIRITS 山椒 prototype01』の魅力



このスピリッツは、山椒由来の爽やかな柑橘の香りが感じられる商品です。和食や中華料理など、ジャンルを問わず幅広い料理に合わせて楽しめることを目指しており、特に1:3のソーダ割りが推奨されています。また、アレンジとして七味やわさびを加えることで、ユニークな風味を引き出せます。

製品の価格は3,000円(税抜)で、アルコール度数は30%の500ml瓶です。山椒のフレッシュでスパイシーな香りと共に、日常の食卓に新たなアクセントを加えられるでしょう。

早苗饗蒸留所について



「早苗饗蒸留所」では、酒造りの過程で生じる副産物、特に酒粕と残留アルコールを活用することで廃棄物リスクを軽減し、新たな価値を提供する「SANABURI構想」が実現しています。2022年には食品加工場「SANABURI FACTORY」が立ち上げられ、動物性不使用の代替マヨネーズ「発酵マヨ」なども販売。この蒸留所でも、酒粕や廃棄食材を原料にしたさまざまな製品展開が計画されています。

今後は、スピリッツやジン、リキュールなどの多種類のアルコール製品を展開する予定で、地域に根ざした持続可能な事業を推進していきます。地元の特産品を活かした商品開発や、観光客を対象にした飲食の交流拠点運営も視野に入れています。

地元とともに成長する



「男鹿の未来を担う人材の育成」や「地域資源の活用」を中心にしたこのプロジェクトは、地域経済を活性化させることを目的としています。地元の文化や資源を活かしながら、持続可能な発展を追求しています。

早苗饗蒸留所の代表、齋藤翔太氏は、「私たちは新しいお酒を作りたいと思い、特に普段の食事の中で楽しんでもらえるようなものを目指しました。その結果、山椒スピリッツが誕生しました。さらに、私たちが美味しいと感じるだけではなく、地元からも好評を持って迎えられていることが嬉しい」と語っています。

多様な楽しみ方



本スピリッツは、ストレートやロックはもちろん、ソーダ割り、お湯割り、お酒割りなど様々なアレンジが可能です。ワサビやテキーラとの組み合わせを試すこともおすすめされており、幅広い飲み方で楽しむことができます。

アンバサダーとして活動するBar Germerの小川祐美子氏は、「山椒スピリッツはシンプルな飲み方から多様に楽しむことができる万能なスピリッツ」と強調し、多くの人にリーチできるように活動を展開していく計画です。

『SANABURI SPIRITS 山椒 prototype01』は、和歌山の美味しい山椒の魅力を全国に届ける新たな一歩となることを期待しています。興味がある方は、ぜひお近くの酒販店で手に入れて、家庭の食卓を豊かに彩ってみてはいかがでしょうか。


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