和歌山・橋本市が猫と人が共に暮らすための寄付活動を開始
和歌山県橋本市は、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を通して、新たな寄付プロジェクトを立ち上げました。この取り組みは「人と猫が共に暮らせる優しいまちへ~TNR活動で未来を変える~」と題し、2025年9月1日から寄付を受け付けることになります。これは、猫と人が共生するための環境を整えるための、TNR活動と呼ばれる重要なプロジェクトの一環です。
TNR活動とは何か?
TNR活動とは、具体的には、飼い主のいない猫たちを対象にした捕獲(Trap)、不妊去勢手術(Neuter)、そして再び元の場所へ戻す(Return)という一連のプロセスを指します。この活動は、猫の増加を抑えつつ、猫たちが住みやすい環境を整えるために必要不可欠なものです。
橋本市の取り組みの背景
橋本市では、2022年からこのクラウドファンディングを実施し、飼い主のいない猫たちのための支援を行っています。市内には現在も多くの飼い主のいない猫が生活しており、彼らが不幸な最期を迎えないために、地域猫としての生活を支援する活動を続けています。また、公益財団法人どうぶつ基金との連携により、すでに1000匹以上の猫たちが地域猫として生まれ変わっている実績もあります。
寄付の詳細情報
今回の寄付募集の目標額は500,000円で、受付期間は2025年9月1日から11月28日までとなっています。寄付は「さとふるクラウドファンディング」サイトを通じて行うことができ、寄付者には様々な特典が用意されています。
【プロジェクト概要】
皆さまのご支援をお願いいたします
橋本市では、人と猫が優しく共に暮らせる環境を目指して、今後も地元ボランティア団体と連携し、活動を継続していく意向です。そのためにも、一人でも多くの方々の支援が必要です。
クラウドファンディングの特徴
さとふるのクラウドファンディングは、寄付金の使途が明確で、寄付者は自分が支援したいプロジェクトを選ぶことができるため、多くの人々に支持されています。また、寄付した内容に応じて、寄付者は自治体への応援メッセージを投稿したり、リアルタイムで寄付金額を確認することができるなど、参加意識を高める仕組みが魅力です。
和歌山県橋本市のこの取り組みは、地域の猫たちにとってのセーフティネットを構築するための重要なステップです。あなたのご支援が、平和で優しい共生の街づくりに繋がります。ぜひ、この機会に寄付を検討いただけますよう、お願いいたします。