地域を支える!
2025-12-08 15:42:26

「こどもふるさと便」がグッドライフアワード受賞!地域支援の取り組み

地域支援の新たな取り組み「こどもふるさと便」



日本において、子どもの貧困や食品ロスといった社会課題は深刻です。約9人に1人の子どもが相対的貧困状態にあり、ひとり親家庭においては、なんと50%が困難な状況に直面しているといわれます。一方で、毎年発生する食品ロスはおよそ500万トンにのぼり、この影響は子どもたちにも及んでいます。

このような社会課題に応じる形で誕生したのが、ネッスー株式会社が展開する「こどもふるさと便」。この取り組みは、ふるさと納税を駆使し、地域の特産品をこども食堂やひとり親家庭、さらには病気と向き合う子どもたちに届けることで、食の体験や豊かさを提供することを目指しています。

環境省主催の「グッドライフアワード」授賞式



2023年に、ネッスー株式会社は環境省主催の「第13回グッドライフアワード」にて、実行委員会特別賞である「EXPO2025いのち動的平衡賞」を受賞しました。この賞は、福岡伸一氏が委員を務める中で授与され、「こどもふるさと便」が持つ社会貢献としての側面が高く評価されたことを示しています。表彰式は都内で行われ、ネッスーの代表取締役である木戸優起氏が登壇しました。

サステナブルな社会を目指して



「こどもふるさと便」は、寄付者が返礼品を受け取りながら気軽に子ども支援に参加できる仕組みです。また、寄付者は、自らが応援したい地域や団体を選ぶことができ、思いを込めた寄付が実現します。NEにこの取り組みは、単なる寄付を超え、共感を生む寄付の仕組みを提供しています。

地域の特産品を未来の食文化へ



また、取り組みの一環として、長崎県対馬市では「海の再生×こども支援」として未利用魚を活用するプロジェクトが進行中です。 このプロジェクトでは、対馬の豊かな海の恵みをこどもたちに届けることで、食育にも力を入れています。特に、イスズミやアイゴなどの未利用魚を利用することは、地域の水産業を支えるだけでなく、持続可能な社会の実現にも寄与しています。

知識・経験を活かした起業に込めた熱い想い



ネッスーの代表である木戸優起氏は、和歌山県出身であり、幼少期にこども機会格差を身近に感じていました。商社やコンサルタントとしての経験を経て起業した木戸氏は、こどもたちの幸福を追求するため、このプロジェクトを立ち上げました。また、公益財団法人ヤオコー子ども支援財団の評議員を務め、自らも子どもの教育や食の問題に取り組んでいます。

今後の展望



「こどもふるさと便」は2023年からのサービス開始以来、旭川市など多くの自治体が参画し、今後更に10〜20地域へと拡大する計画です。環境省の「グッドライフアワード」の受賞は、今後の活動を広げる大きなステップとなるでしょう。

私たちの未来には、すべての子どもたちに平等な機会があるべきです。ネッスーは、この「こどもふるさと便」を通じて、その実現に向けて一歩一歩進んでいきます。社会に対する貢献を共に考え、行動する仲間が増えることを、心より願っています。公式サイトはこちら: こどもふるさと便


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