和歌山市中心部の空きビルがワインバル&宿泊施設に生まれ変わります
和歌山県は空き家問題が深刻で、和歌山市も例外ではありません。そんな中、株式会社和みが和歌山市から「空家等管理活用支援法人」として初めて指定され、空きビルのリノベーションプロジェクトを始動しました。これにより、地域の活性化を目指す新たな拠点「Beniya」が誕生します。
空家等管理活用支援法人の指定
令和7年2月3日、和歌山市の空き家対策の一環として、和み社の代表、吉田氏が市長からの認定書を受け取りました。和歌山県で民間企業として初の指定となり、今後は空き家を適切に管理し、地域資源として活用していくことが求められています。
空き家が適切に管理されていないと、防災や衛生、景観に悪影響を与え、地域住民の生活環境を脅かす可能性があります。改正された「空家対策措置法」では、所有者に責任を明確にし、自治体による対策を強化するとともに、空き家を地域資源として活用することが推奨されています。
「Beniya」の再生プロジェクト
今回のプロジェクトでは、和歌山市の中心部に位置する元かばん屋の「Beniya」をリノベーションし、ワインバルと宿泊施設として再生します。この場所は、和歌山の重要な歴史が息づくエリアで、地元の魅力と歴史を体感できる空間を提供する予定です。
「Beniya」は明治24年に創業し、和歌山で長い歴史を持つ店舗。今回の取り組みでは、地域の方々や観光客が集える場を創出し、賑わいを生み出すことを目指しています。更に、地域食材を活かした料理やワインを楽しむことができ、宿泊施設では和歌山ならではの体験を提供します。
リノベーションのサポート
プロジェクトでは、和歌山市内でゲストハウスを運営する一級建築士、宮原崇氏が設計を担当。工事は「喜笑建設」の西川隆基氏が手がけ、飲食店舗のアドバイザーには様々な店をプロデュースする源じろうの半田雅義氏が関与します。これにより、地域の人々と観光客が交流できる場を創出し、地域活性化を図ります。
不動産クラウドファンディングの展開
さらに、株式会社和みは空き家再生に取り組む一環として、不動産証券化を活用したクラウドファンディングサービス「asset compass」を開始します。これは地域の方々や和歌山出身の方に投資の機会を提供し、利回りだけでなく地域特産品をリターンとして提供する仕組みです。
空き家問題が深刻化する中、地域資源を活かし、関係人口を創出することで地域活性化に貢献していくことを目指しています。このプロジェクトを通じて、和歌山の魅力を再発見し、地域に根ざした新たな営業形態を展開していくことで、空き家問題の解決に繋げたいと思います。
お問い合わせ先
株式会社和み 担当:永田
電話番号:073-488-1321
メールアドレス:
[email protected]
ウェブサイト:
株式会社和み
SNS:
株式会社和み Facebook
このプロジェクトによって、私たちは地域の活性化に向けた新たな一歩を踏み出します。「Beniya」が地域の人々に愛され、歴史を次世代に受け継ぐ場となることを期待しています。