和歌山大学とATOMicaの新たな挑戦
和歌山大学と株式会社ATOMicaの連携により、大学生を対象としたユニークな単位認定型インターンシッププログラムがスタートします。このプログラムは、和歌山市のスタートアップ支援施設「Key Site」で実施され、約半年間の実務経験を通じて学生たちにアントレプレナーシップを培うことを目的としています。
プログラムの概要
ATOMicaが運営する今回のインターンシップでは、学生たちがPR業務やイベントの企画・運営を行い、実際のビジネス環境の中で学びを深めます。ATOMicaのコミュニティマネージャーが学生たちをサポートし、実務を通じて成長を促進するのが特徴です。
このインターンシップの重要なイベントとして、2025年10月8日(水)に「本音で語るキャリアトーク」というキャリアイベントが行われる予定です。このイベントでは、学生と社会人が交流し、実際の職場での経験を共有する機会を提供します。
アントレプレナーシップデザインセンターの背景
和歌山大学では2023年に「アントレプレナーシップデザインセンター」を設立し、教育方針の一環としてアントレプレナーシップの育成に取り組んでいます。文部科学省による定義では、アントレプレナーシップとは「社会の急激な変化に対応し、新しい価値を創出する力」とされ、起業家だけでなく、あらゆる人が活用できるスキルとして注目されています。
プログラムの内容と運営体制
このインターンシップでは、学生は約60時間にわたり、実際のプロジェクトを管理したり、SNS運用や広報活動を経験します。和歌山大学と紀陽銀行がそれぞれ教育の一環として指導し、ATOMicaが具体的な実務指導を担当します。この連携によるプログラムは、学生にとって貴重な実務体験を提供し、地域でのキャリア形成を後押しすることを目指しています。
学生たちは、実務を通じて持続的な交流や学びのプロセスを体験し、最終的には自らの挑戦に対する自信を深めることが期待されています。教育期間中には、成果発表の機会も設けられ、自分自身が成長したことを実感できる場が提供されます。
インターンシップのスケジュール
プログラムは以下のスケジュールに沿って進行します:
- - 8月:キックオフ交流会
- - 9月:学生主催イベントの企画
- - 10月:学生によるイベントの実施
- - 11月:大型マルシェイベントの企画
- - 12月:大型マルシェイベントの実施、そして成果発表
創造的な未来へ向けて
このインターンシップを通じて、参加する学生たちは新しい挑戦を経験し、地域で活躍するキャリアを築く基盤を得ることができます。和歌山でのこのプログラムは、学生に実務経験を提供するだけでなく、地域の未来を担う人材を育成する重要な取り組みです。今後のイベントやプログラムに注目し、学生たちの成長を見守りましょう。