天野喜孝が描く「Utopia Smile トレイン」が2025年運行開始！

天野喜孝が贈る新たな旅のスタイル

2025年11月11日、アドベンチャーワールドとJR西日本がタッグを組み、特急「パンダくろしお『Utopia Smile トレイン』」の運行を開始します。今回の列車のアートを手がけたのは、ゲームやアニメの世界でも名を馳せる世界的アーティスト・天野喜孝氏。彼が描く“いのちの美しさに気づく未来の世界”をテーマに、列車全体が幻想的なカラーリングで装飾されています。

感動の出発式予定！

出発に向けて、11月11日の午前7時15分から新大阪駅にて出発式が行われる予定です。このセレモニーには天野氏自身も出席し、新たな旅立ちを祝うメッセージを届けます。彼は自身の作品が乗客にどのように感動を与えるのか、その瞬間を見守ります。ここでのイベントは、ただの運行開始に留まらず、人々が新しい思い出を作るきっかけとなるでしょう。

未来の輝きとテーマ性

「Utopia Smile トレイン」は、天野氏が描くアートが生き生きとした世界を表現しています。多様な生命が調和して生きる姿を描いたのは、訪れる人々にいのちの美しさを感じてもらいたいという思いの表れです。特に、列車のデザインには様々な仲間たちが描かれており、この世界観からは感動と共にメッセージを受け取ることでしょう。

また、運行区間は新大阪駅から新宮駅まで。沿線から美しい風景を楽しむことができ、旅行者に新たな発見を提供します。

天野喜孝氏のプロフィール

天野喜孝氏は1967年にアニメーション制作会社に入社し、多くのキャラクターデザインを手がけました。1982年に独立後、「ファイナルファンタジー」シリーズのイメージイラストを担当し、その独創的な世界観は広く知られるようになります。彼は国内外で個展を開き、幻想的な画風の奥に秘められた、いのちに対する深い視点で多くの人々を魅了しています。

パンダくろしお号の歴史

「パンダくろしお号」は、2017年より運行が開始され、アドベンチャーワールドと西日本旅客鉄道が“Smile（しあわせ）”をテーマにしたラッピング列車です。自然や動物、そして人々とのつながりを重視し、いのちの輝きを感じられるような試みを続けています。今回の新しい「Utopia Smile トレイン」も、その理念を引き継ぎ、多くの人に笑顔を届けることを目指します。