理美容業界に革新をもたらす株式会社WAKAMATSUの新たな取り組み

株式会社WAKAMATSUが描く理美容業界の新たなビジョン

株式会社WAKAMATSUは、大阪府堺市を本社とし、関西エリアにて理美容室を110店舗以上展開しています。代表取締役社長の若松東克氏が率いるこの企業は、スタッフ一人ひとりが誇りを持てる職場環境の構築に努めています。昨今、物価の上昇や賃金格差が問題視される中、WAKAMATSUは「ありがとう」を起点とした新たな働き方を模索しています。

理美容業界の現状と課題

近年、理美容業界では頑張っても報われないという声が多く聞かれ、働き手の減少や価格競争などが顕著になっています。こうした中、WAKAMATSUでは「人の価値」を再定義し、働く環境や報酬制度の見直しに取り組んでいます。具体的には、以下の3つの軸で課題解決に努めています。

1. 職場環境の整備
お客様からの「ありがとう」を成長の指標にし、スタッフが誇りを持って働ける環境を目指します。定量的な数値評価だけでなく、感謝の言葉にも注目。

2. デジタル集客の推進
従来の集客方法から、WebマーケティングやSNSを活用した新たな集客手法へと移行。来てほしいお客様との接点を増やし、現場の努力が報われる仕組みを整備しています。

3. 還元重視の報酬モデル
個人の成果をダイレクトに報酬に反映させる評価制度を導入。生活水準を確保し、頑張りが報われるシステム作りに注力しています。

クレドカードの配布

2025年5月からは全従業員に「クレドカード」を配布します。このカードにはこんな言葉が刻まれています。
>『私たちは、お客様の「ありがとう」を原動力に、人としての成長を大切にします。人の価値を信じ、地域とともに未来を創ります。』

このクレドは単なる社内ルールではなく、地域社会への約束でもあります。現場の一人ひとりがこの思いを胸に、地域から必要とされる人材へと成長することを目指しています。