ユニバーサル・スタジオ・ジャパン社長交代新たなリーダーシップの展望

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン社長の交代について

2025年6月1日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営する合同会社ユー・エス・ジェイにて、新たな社長が就任することが発表されました。2025年9月1日には、現社長のJLボニエがユニバーサル・ディスティネーション＆エクスペリエンスの社長兼COOに昇格し、村山卓が新社長に就任します。

JL ボニエ社長の功績

JLボニエは2015年11月から約9年半にわたり、ユー・エス・ジェイの事業拡大を牽引してきました。彼のリーダーシップの下、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはアジアでの集客数が第1位、世界で第3位にまで成長しました。この成功は、未曾有のエンターテイメント体験を提供し続けた彼の尽力によるものです。また、コムキャストによる買収にも大きく貢献し、現在のパークの成長を支える基盤を築きました。

村山卓新社長の経歴

新社長に就任する村山卓は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでの生え抜きのリーダーです。彼は、米国の大学で学んだ後、フロリダ州のユニバーサル・パークス＆リゾーツにてキャリアをスタートさせました。その後、日本に戻り、ユー・エス・ジェイに入社。彼はパークオペレーションや人事、マーケティングの各部門で様々な役割を担い、特にインバウンドセールスの立ち上げにおいて顕著な成果を上げました。コロナ禍を乗り越え、2020年からは執行役員副社長CMOとして事業の回復に寄与してきました。

新社長のビジョン

村山新社長は就任にあたり「想像を超える超感動と超興奮、そしてここでしか味わえない体験をお届けする」と意気込みを示しています。彼はゲストや地域、社会を元気づけることを目指し、社員全員が挑戦し続ける環境づくりに注力していくことを宣言しました。また、2026年にはユー・エス・ジェイ創立25周年を迎えることを踏まえ、さらなる成長を目指す方針を強調しています。

まとめ

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、これからも多くの観光客を惹きつけるエンターテイメントの宝庫として進化を続けていくことでしょう。村山新社長のもと、さらなる革新と地域社会への貢献を期待しています。これからの展開に目が離せません。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの新たな歴史がどのように息づいていくのか、引き続き注目していきたいと思います。